2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ヒーロークエスト関連メモその3

●メモというか雑記扱いでいいような気がしたので、タイトルを変えました。 mallion さんのところに「Arcane Lore」についての要点抜書きがありました。もともと覚え書きっぽいものらしく、内容もやや古いようです。しかし基礎を押さえるって意味では読むべき…

ヒーロークエスト関連メモその2

●ヒーロークエストについて全体を説明されてるのは piroki さんと mallion さんですね。 http://www12.ocn.ne.jp/~piroki/Glorantha/HQ1.html ヒーロークエスト考(5):ヒーロークエストの実際 - まりおんのらんだむと〜く+ mallion さんの方がより踏み込ん…

ヒーロークエスト関連メモ

●「ヒーローウォーズ」や「ヒーロークエスト」系列のシステムの特徴はヒーロークエストです。しかし実際のゲーム中でヒーロークエストを扱うのは難しかったです。1回しかやったことがありません。●クエストのシステム自体はルールで決められているので難し…

光持ち帰りし者たち

●光持ち帰りし者たちの7柱(6柱?)の神は合流して大部分で同じ道程をたどりますが、それぞれに理由があって別々に出発しています。また地界で離散してから再集合するまで、それぞれが単独で旅を続けています。そのときに彼らそれぞれの敵と出会っているよ…

冥府下り

●光持ち帰りし者たちの探索行というのはつまり、死者のたどるのとは別のルートで冥府まで行き、さらに本来はもう物質界に戻る筈のない者を連れ戻すヒーロークエストだと思います。●冥府は地界の底の方にあるので、オーランスだったら大地の女神の協力があれ…

三途の川

●オーランス信者にとって「剣の川(River of Swords)」が、日本でいう三途の川にあたるようです。昨日書いたようにオーランス人の死者はこの川にかかった骨の橋を渡ります。光持ち帰りし者たちの神話では、オーランスと仲間たちはこの川を渡し守と交渉して…

ヒョルト人のあの世

●「グローランサ年代記」にヒョルト人の死後観が死者の書ふうに書かれてます。死者の魂は死後7日間は体のそばを離れず、魂としての在り方に慣れていきます。7日たつと物質界を離れ、みずからの心臓を通ってあの世(異界)に行きます。オーランスとアーナール…

あの世のイメージ

●昔、水木しげるの世界の天国と地獄についての本を読んだことがあって、そのタイトルが思い出せないのですが。地獄は細部にいたるまでこれでもかと考えられているのに、天国になるとなんだかぼやけてしまうという主旨のことが書かれていたと思います。仏教で…

Christmas in Heaven

●クリスマスシーズンになると思い出す歌。モンティ・パイソンのDVD「モンティ・パイソン人生狂騒曲」(原題「MONTY PYTHON'S THE MEANING OF LIFE」)に登場する歌です。人生の意味という大上段なタイトルの人間の誕生から死までを描く(コメディ)映画で、…

裸足のハルマストその2

●枝拾いだったことで有名なのが第一期の英雄、裸足のハルマスト(Harmast Barefoot)です。データが大量にあって信頼度を確認してられないので、俺の妄想話だと思ってください。 mallion さんのところにハルマストが15歳だった頃に見た風景が描写されていま…

ヒョルト人の階級:小作人その2

●小作人には便利な面もあります。農民が親族関係でかたまっているのに対して、小作人は氏族の都合でばらばらに動かせます。例えば近侍はステッド(住居と農地を含んだ集落)を与えられることがありますが、本人は本業が忙しくて農作業に割く時間がありません…

ヒョルト人の階級:小作人

●実はまだわからない(笑)●牛の数がどうとかじゃなくて、要するに長館(Longhouse)で共同生活せずに、小屋で暮らしてるのが小作人らしいですね。長館では財産は共有に近いです。みんなで牛の面倒を見て、みんなで農作業して、という生活です。半人前の若者…

ヒョルト人の階級

●昨日の記事について Ayukata さんが説明してくれました。 身分と職業 - いつでも人生、明るい方を眺めていこうや●それでわかったのですが、俺はヒョルト人社会の階層(身分構造)と職業をごっちゃにしてたようです。「農民(Carl)」は階層を示す言葉で、「…

ヒョルト人の階級:農民と小作人

●よくわからなかった農夫(Carl)と小作農(Cottar)のちがいについて。●ヒョルト人は牛に鋤(すき)をつないで耕作します。なので、農業の基本も牛のようです。農夫と呼ばれるためには、鋤を引かせる8頭の雄牛とそれにつなぐ鋤を所有していなければなりま…

ヒョルト人の職業:庭師

●酒の神ミンリスターの信者が養蜂をするなら、菜園とか花畑が必要じゃないかと思ったらあるんですね。ほとんどのステッド(住居と農地を含む集落)には公共の菜園(Garden)があるそうです。●ステッドの菜園はステッドを取り仕切る炉の夫人(Herthmistress)…

ヒョルト人のカルト:ミンリスター

●NHKがやけに力を入れて不況のニュースを流すので暗い気持ちになってました。今日だけで何人元派遣社員を映したんだ。それで不況に強いのはライフラインと酒かなぁ、と思いました。アル中やら飲酒事故が増えそうですが。●エール酒と醸造の神ミンリスター(Mi…

巨人譚

●諸星大二郎の新刊が出てます。1,600円ですがこんな分厚い。 収録作品は「ギルガメッシュの物語」「ミノスの牡牛」「ロトパゴイの難船」「砂の巨人」「阿嫦」「星山記」の6編。「ギルガメ〜」は描き下ろしです。「砂の巨人」は4年前の「諸星大二郎自選短編…

ヒョルト人のカルト:マスターコス

●1619年、ホワイトウォールにたてこもって抵抗するオーランス人の反乱軍がクリムゾンバットを撃退したときに、移動の力でバットの背中に飛び移って操縦者を倒したのではないか、という話がありました。そんなことができそうなのは冒険者オーランスの下位カル…

ルナー帝国のカルト:ブラスカースその3

●ブラスカースの教派(カルト)の信者とクリムゾンバットの関係について。●信者はブラスカースの信者であると同時に、クリムゾンバットをガーディアン(守護神とか守護精霊のようなもの)とするバンド(集団)にも属します。クリムゾンバットが出撃するとき…

ルナー帝国のカルト:ブラスカースその2

●ブラスカースの教派(カルト)の信者はどんな感じなのか。●教派への加入条件は、死に専念することとクリムゾンバットに容認されることです。啓発されたクリムゾンバットには自意識があるのですね。何を基準に自分の信者を選ぶのかわかりませんが。教派の重…

クリムゾンバットその3

●クリムゾンバットについては mallion さんがやっておられるので、重複する部分もあるかもしれません。 クリムゾン・バットとリンリディ - まりおんのらんだむと〜く+●クリムゾンバットはブラスカースの教派(カルト)の下位教派です。神力などはすべてブラ…

寒山拾得

●星新一が「きまぐれ遊歩道」というエッセイ集で絶賛していた、森鴎外の「寒山拾得」を読んでみました。今は青空文庫で無料で読めます。 森鴎外 寒山拾得 森鴎外 寒山拾得縁起●ショートショートの王様がほめるだけありました。投げられたのはわかるけど何さ…

ルナー帝国のカルト:ブラスカース

●ルナー帝国でのリンリディ地方の死の神とブラスカース(Blaskarth)とクリムゾンバットの関係がごっちゃだったんですが、教派(カルト)の説明を読んでだいたいわかりました。●もともとリンリディの死の神は Huvaran という裏切り者の蝙蝠の女神でした。し…

クリムゾンバットその2

●ルーンクエスト時代にはクリムゾンバットに寄生する巨大な蚤ですら、ヒーロー数人がかりで苦戦したという話を聞きました。クリムゾンバットは超強いよ、という話。● mallion さんがILH2のクリムゾンバットの能力を訳しておられるのでそれを流用させてもらい…

クリムゾンバットvsオーランス人

●データを見てると圧倒的なクリムゾンバットがドラゴン・パス侵攻ではいまいちな件。「グローランサ年代記」によるとクリムゾンバットは3度、ドラゴン・パスに現れました。以下の抜粋部分は「グローランサ年代記」からです。●1度目はサーター王国がルナー…

ルナーの道の最聖祝日その2

●よく考えたら、今現在(1621年)のルナー帝国にはクリムゾン・バットは不在でしょうか。ドラゴン・パスのホワイトウォールを攻撃するのに使用されて、撃退されたそうですが、再び中つ世に召喚するのに最低でも3年はかかると書いてありました。撃退のされか…