ヒーロークエスト関連メモ

●「ヒーローウォーズ」や「ヒーロークエスト」系列のシステムの特徴はヒーロークエストです。しかし実際のゲーム中でヒーロークエストを扱うのは難しかったです。1回しかやったことがありません。

●クエストのシステム自体はルールで決められているので難しくありません。大変だなと思ったのは、GMがヒーロークエストのあらすじとなる神話を1つ用意すること。そのラインから外れたときにどうなるのかも決めなければいけません。これグローランサの神話の知識がないと難しい。

●PLたちはその神話にそって同じ行動をしなければいけません。台本が決まってるわけですね。となるとクエストの中では創意工夫やアドリブの余地がほとんどありません。アドリブで進まれるとGMが困る。何回もセッションができる環境なら、失敗しながらクエストを進めるのもいいでしょうが、PLにグローランサの知識があってヒーロークエスト自体を楽しめないとつまらないでしょう。毎回、途中まで前と同じ行動を繰り返すことになります。

ヒーローウォーズの日本語版ルールブックではその点を踏まえて、ヒーロークエストの解説ではクエストの例が1つ、付属シナリオにもヒーロークエストのシナリオが1つ収録されています。数をこなせばわかってくるのかもしれません。

●実はサプリ「Arcane Lore」を持っていて、これはヒーロークエストの解説本(ただし草稿版)なんですが、あまり知識の無い俺が辞書をひきながら訳すと、たあへるあなとみあになりそうだなぁ、と眺めてるだけです。