2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

奇貨居くべし

●思わぬ転がり方をする能力って何かあったか、と考えていて〈奇貨居くべし〉の故事を思い出しました。辞書では「めずらしい品物だから買ってしまっておくがいい。得がたい機会だからのがさず利用すべきだの意味」となります。●中国は春秋戦国時代、韓の豪商…

間が空くかも

●生活に若干変化があったので、ブログの更新の間が空くかもしれません。

ゲームブックのこれから

●先日、はしもとさんのところで“ HUGO HALL を囲むチャット”が行われました。 その様子 11月24日の「ゲームブックなチャット」で出た情報をまとめてみたらしい - No.45L●通して見てて、違和感を感じたのはみんなゲームブックを現在進行形、あるいは未来形で…

外なる神もし戦わば

●D&Dではモンスターに脅威度というデータがあります(俺の知ってるD&Dはver3.0までですが)。これはモンスターの強さの目安で、脅威度2のモンスターは2レベルのPC4人の相手が丁度いい、という風に使います。罠にも脅威度があって、獲得経験値の計算がし…

洋の東西

●三国志についてのアメリカ人の考え方に、能力の無い人間が血統だけで高位につくのが気に入らない、というのがありました。三国志じゃなかったかな。以前、なにかで読んだんだと思うんですが。だったら演義では悪人にされてる曹操は人気があるんじゃないでし…

イングリッシュ三国志

●以前 mixi で書いた分の焼き直しです。●鄭問(チェンウェン)という台湾のイラストレーターというか漫画家の方がいまして、けっこう有名かと思いますが。この方のイラストをたくさん使った「鄭問之三國誌」というゲームがありました。その画集が出てます。…

修正値

●〈歌唱〉能力で〈近接戦闘(槍と盾)〉と戦えるでしょうか。圧倒的な歌唱力の前に、貫こうとした槍が止まってしまう、という場面ですね。普通は無理でしょうね。でも「ヒーローウォーズ」でそれができなくてどのゲームでできるというのか。●〈歌唱〉の方に…

使える能力とは

●実際ゲームする機会ないし知識ばっかり仕入れてもなぁ、と思ってしまったので、雑談モードに。自分の考えを上手く説明できないので、曖昧な話になってしまいますが。●戦闘での強さは、戦闘の技能を増強できる神技をいくつもっているか、で決まります。これ…

ダラ・ハッパのカルト:シャーガシュ

●実際のところ、ルナー帝国内で個人戦に一番強いカルトは、コスタッディ君主領の都市アルコスの“破壊するもの”シャーガシュ【Shargash the Destroyer】だと思います。ダラ・ハッパのカルトと書きましたが、ダラ・ハッパの太陽の神殿に属してはいるものの、半…

リンリディのカルト:ソルム

●昨日も書きましたが、ルナー帝国の旗軍「焦剣の旗軍」のリーダー、ヴァセリア【Vatheria】さんは女神セデーニヤの化身ナーザとリンリディの神ソルムに同時入信しています。焦剣の旗軍については mallion さんのブログを参照のこと 焦剣の旗軍(Vexilla of S…

じゃりん子チエ

● YouTube で「じゃりん子チエ」映画版の映像を見つけました。このEDの歌好きだったなぁ。映画館で見た覚えがあるんですが、年がばれるというものでしょうか。OPも見直したら、声優のわけのわからん豪華さもさりながら、監督が高畑勲だってことに驚きました…

ルナー帝国のカルト:ナーザ

● oomizuao さんのコメントがあったので読んでみました。セデーニヤの化身(転生体?)の1つ、女神ナーザ(Natha)。二つ名は【The Balancer】で、上手い訳が思いつきません。均衡を保つもの、ではちょっと長い。セデーニヤの現在の顕現とのことですが、そ…

ルナー帝国のカルト:アンドレンドゥム

●末端の戦士として強そうなカルトが“赤き鷹”アンドレンドゥム【Undrendum】です(なんて名前だ)。鳥の民リンリディ人と関係があるのは予想できましたが、まさか赤の皇帝の最初の息子とは知りませんでした。●神話の一部が難しくて訳せなかったんですが。リン…

ルナー帝国のカルト:フェレショール

●それで実戦レベルの責任者のカルト、フェレショール【Fereshor】です。ご本人はダラ・ハッパをカルマニアの支配から解放する戦争の間ヤーナファル・ターニルズに副官として仕えた後、トーランの街に最初の士官学校を創設しました。そこで女神の勝利について…

ルナー帝国の軍神

●邦訳「ヒーローウォーズ」で紹介されているルナー帝国の軍神はヤーナファル・ターニルズとウルヴァイリヌスです。ヤーナファルの教派で提供されている魔術はILH2で変更され次のようになってます。 神力と神技: 《将軍》 《戦場の雄叫び》《士気を支える》…

ルナー帝国の君主領:カラサル

●ルナー帝国には9つの君主領があり、それぞれに赤の皇帝に認められた君主がいます。この君主領と君主の呼び方には、各地の伝統に基づいていくつか種類があるらしく、面倒です。詳しくは piroki さんの解説を参照。 http://www12.ocn.ne.jp/~piroki/Gloranth…

SF・環状世界

●ゲームブックに「魔城の迷宮」という奇書があります。これは奥谷晴彦(HUGO HALL)と刀根広篤の共同執筆ということなんですが、刀根広篤単独で書かれたゲームブックもあるそうです。この「SF・環状世界」という本がすごいらしい。 読まれた方の書評 Goden…

ルナー帝国の地方:ダールセン

●ルナー帝国は君主領【Sultanate】とか民族とか、それぞれの区分がずれていてややこしいです。グレート・シスターやヴァラーレ・アッディなんかはダールセン【Darsen】地方で重なるようです。ダールセンはハートランドの北西部、カラサル【Karasal】君主領に…

グレート・シスター

●新ペローリア語についてあちこち見てたら、発明したのはグレート・シスターとのことでした。赤の皇帝を殺したシェン・セレリスが次に自分も殺すことを予見して、そうなってもルナーの道が失われないように、新ペローリア語を発明して伝道したんだそうです。…

「NHK青春探検 TRPGにひたる若者たち」

●なんとなくリンクをたどってたら「NHK青春探検 TRPGにひたる若者たち」がニコ動で見られるという話でした。ニコ動を見ないという方針を捨てようかと、2秒ほど考えましたよ。 http://d.hatena.ne.jp/neno109/20071022/1193068852そういえば mallion …

ゲーム、物語、中毒性

●阿佐田哲也/色川武大 「私は同じ頃、単語のカードで力士をたくさん造り、やはり番付があって、サイコロを振って勝負をきめ、その一人一人の出世や転落を眺めて一喜一憂した。細部はちがうが大筋は同じ遊びである。結果は勝ちと負けしかないけれど、この遊…

TRPGと物語

●この辺を読んで思ったこと。 なんのドラマもないものをRPGと言ってよいものか?−自由がドラマを殺す− - Try to Star -星に挑め! ルーンウォーズにおけるストーリーの因果 - まりおんのらんだむと〜く+●自由がドラマを殺すんじゃなくて、目標が無いとゲー…

ルナー帝国のカルト:イリピー・オントール

●イリピー・オントール(Irippi Ontor)は日本語版「ヒーローウォーズ」でも解説されているので読まなくてもいいかな、と思っていたんですが一部変更されてるようです。能力的な差の部分について。●ILH2では、四本の光の矢の戦いでイリピーが果たした、最初…

同時入信

●【Novitiate】と【Ordinate】の説明を見ていると、【Novitiate】レベルなら他の教派との同時入信が可能と書いてありました。ルナーでは当たり前らしくて、ルナー周期の弱点を補う意味でも軍隊なんかでは同時入信が基本らしいです。●【Novitiate】は教派への…

〈月の目〉

●ルナーの道で得られる能力に〈月の目【Moon Eye】〉というのがあります。使用者に霊的な洞察力を与え、異界の存在の来歴を教えてくれます。技能を使ったときの成功の度合いで情報の精度が変わります。僅差の成功なら「地界から来た」くらいの情報ですが、完…

ソフトバレエ

●魔女ジャーカリールの項目を読んでて思い出しました。ソフトバレエ。 You Tube に映像ありましたよ。これをNHKのポップ・ジャムで流したってんだからすげえよな。ドスの効いた声で歌う兄ちゃんと、仁王立ちで動かない兄ちゃんと、フェミニンに笑顔ふりまい…

ルナー帝国のカルト:ヴァラーレ・アッディ

●12使徒のうち後発6人の最後になった【Valare Addi】について。ネットで検索したところ、ヴァレーレ・アッディ、ヴァラーレ・アッディの2つの表記があり、 oomizuao さんはヴァラレ・アッディと表記されておられます。【Addi】というのはペランダ語で【sti…

ルナー帝国のカルト:エティーリーズ

●なんとなく12使徒を追う形になってますが、ルナーの交易の神エティーリーズ(Etyries)です。ただ俺にとってあまり面白い神ではなかったです。真面目なのね。●昨日も書いたとおり、女商人だったエティーリーズは、月の女神が再誕した夜にその兆候である動物…