2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ヒョルト人のカルト:フマクトその3

●順番が無茶苦茶ですが、フマクトのカルト全般について。●フマクトは彼の名前で立てられた誓いと名誉の守り手です。どのような理由であれ、誓いを守らなかった者はフマクトの罰を受けます。そのため重要な誓いでなけばフマクトの名は持ち出されません。フマ…

フマクトの下位カルト

●フマクトの下位カルトを並べておきます。一応、下位カルトと英雄カルトとおぼしきものを分けてみました。●フマクトのカルトはどのカルトであっても、フマクトの本質である《死》の奥義を学びます。ヒーローウォーズはよほど力の差があるか、かなり努力しな…

ヒョルト人のカルト:ハイーア

●フマクトの項目を見直していたら、下位カルトと英雄カルトがまとめて書かれてました。どこで区分するのかわかりませんが、たぶん神力1つを提供してるのが下位カルトで、神技だけを提供してるのが英雄カルトだと思います。●フマクトの下位カルト、剣士ハイ…

ヒョルト人のカルト:エフロダール

●フマクトの下位カルト、黒手のエフロダール(Efrodar Blackhands)です。●曙の時代、エフロダールはグバージに対抗するために、フマクト信者のみからなる最初の軍団を創設しました。ほとんどの場合、彼は単純に戦の長(Leader of Battles)と呼ばれます。 …

ヒョルト人のカルト:リ・ファンクァン

●フマクトの下位カルトにはもう1つアンデッドと戦うカルトがあります。リ・ファンクァン(Li Phanquann)です。●リ・ファンクァンは帝国の時代、ワームの友邦帝国のために働きました。彼は極東の出身で、フマクト信者は彼を東方の英雄(Eastern Hero)と呼…

ヒョルト人のカルト:インドロダール

●フマクトは真の死の力の使い手であり、死を冒涜する不死者(アンデッド)の敵です。下位カルト、灰色犬のインドロダール(Indrodar Greydog)は不死者と戦うための力を持っています。なお、インドロダールとインロダール(Inrodar)の両方の表記があるよう…

短すぎたセッションその3

●ああ、英霊を味方のモンスターに攻撃させてダメージを発生させればよかったのか、と今になって気がつきました。悔やみきれません。とはいえ英霊に攻撃を命中させられるレベルのモンスターで、しかもダメージは小さい方がいいとなるとちょうどいいのがいるか…

短すぎたセッションその2

●シナリオを上げておきます。王国創造とPC作成をのぞいて、ゲーム部分だけだと2時間ほどで終わったと思います。

短すぎたセッション

●昨日、迷宮キングダムのGMをしました。予定より全然早く終わってしまったので失敗気分です。悩むところのないシナリオだったのが一番の要因ですが、PLが迷キンの経験こそないもののTRPGのベテランだったこと、ダイス運が良かったことなども原因だと思いまし…

ヒョルト人のカルト:マクラ・マン

●枕マーン! おのれー!●俺がフマクトのカルトに違和感を覚えてるのは歴史時代(曙以後)に入ってから誕生したカルトが多いからのようです。フマクトの下位カルト、マクラ・マン(Makla Mann)はグバージ戦争当時のアーカットと関係があります。● Makla Mann …

ヒョルト人のカルト:ヒュー

●フマクトの下位カルトのうち、昨日のカーガンの裏(というか、カーガンが裏なんですが)なのが“剣”ヒュー(Hu the Sword)です。ヒューというのは剣を意味するのだそうで、剣剣と言ってるわけですね。なお、ルーンがカーガンと同じですが、フマクトの下位カ…

ヒョルト人のカルト:カーガン

●フマクトの下位カルト、“戦士”カーガン(Kargan the Warrior)のカルトです。カーガンと言えばカーガン・トール(Kargan Tor)で、フマクトの師匠であり、グローランサの宮廷の元祖戦いの神なのですが、そういう説明はされてません。今はもうすたれたカーガ…

下位カルトと英雄カルト

●どうして金属の話になったんだったかな、と考えてみたらフマクトの下位カルトの話でした。フマクトは下位カルトが多いです。「Storm Tribe」に収録されてるぶんで10あります。ただ神というより、英雄が神格化したようなのも入っていて水増しっぽい。●混沌殺…

ヒョルト人の贈り物

●ヒョルト人にとっても金や銀は貴重らしい、と考えたのは「グローランサ年代記」にこういう文章があったからです。 一六三四 人々はファーゼストを包囲し、ムラリクが城壁を攻略した。孫娘が生まれ、寝床にする金の板を贈った。 “我が生涯の出来事”という章…

ヒョルト人のカルト:グストブランその2

●コメントをいただいたとおり、嵐の神殿の鍛冶の神グストブランは呪鍛(Enchant)ができません。それでは彼はなんなのかという話。●グストブランの神力は《青銅》《火》《鍛冶師(Smith)》です。青銅の神技は 《青銅》 《銅と錫を混ぜる》《青銅を精錬する…

元素と金属

● zeb さんがやっておられます。向こうのが詳細で正確ですよ。 ルーン鉱 - illuminate33の日記●日本語版「ヒーローウォーズ」の上級魔術の章では神と金属ではなく、元素と金属の関係が書かれています。ついでに呪鍛する場合の抵抗値と、呪鍛したときに引き出…

エルズリ―

●「金子一馬グラフィックス 万魔殿」(女神転生登場悪魔の画集)に載ってたヴードゥーの女神エルズリ―の説明が面白かった。一部抜粋。 エルズリ―は、ヴードゥー教に登場する愛の女神である。彼女が司る「愛」とは、母や豊穣と結びついた愛ではなく、恋人同士…

ヒョルト人のカルト:インギニュー

●掟に従うものならなんであれ受け入れるフマクトのカルトの性質からすれば、ヒョルト人のカルトとは言えないのですが、フマクトの下位カルト、赤い息子インギニュー(Inginew Redson)です。●インギニューはオーランスに仕える鍛冶匠グストブランの息子です…

呪鍛

● zeb さんから呪鍛についてのコメントをいただきました。グローランサの設定はルールや資料によって異なってしまうので、以下は日本語版の「ヒーローウォーズ」と未訳サプリ「Thunder Rebels」「Storm Tribe」をベースにした話です。●物品に魔力を与えるこ…

フマクト信者の剣

●フマクト信者の持つ剣が鞘から抜かれると、同じフマクト信者には見える「死の光」と呼ばれる光を放ちます。これはフマクト信者以外には通常は見えませんが、フマクト信者にとっては日の光と同じくらいあきらかだそうです。死の光はときどきは非常に強く、闇…

フマクトの加護と制約

●フマクト信者はフマクトから加護(Gifts)と制約(Geases)を受けることができます。例えば、 加護:いずれかの〈近接戦闘[剣]〉能力に+5する。 制約:剣以外の特定の武器(1種類選ぶ)を使用しない。 のセットです。加護と制約の組み合わせは決まってお…

フマクト信者の結婚観

●フマクト信者の結婚観についてコラムがあったのでもう少し詳しく。結婚についての2つの考え方があります。●1つは「むき出しの刃の哲学(The Bare Blades philosophy)」と呼ばれます。この考え方では、フマクトは死であり信者は死が肉体を持ったものとさ…

嵐の神殿のやや特殊なカルト

●信者が氏族との関係を断つカルトについて書きましたが、それらのフマクト、ウロックス、バービスター・ゴア、ユールマルのカルトが完全に氏族に属している他のカルトにくらべて特殊である点について。 氏族との関係を断つ - そっちはそっちの気晴らし、こっ…

ヒョルト人のカルト:フマクトその2

●昨日書いたように、フマクト信者は氏族と縁を切ります。これを Severing というそうです。切断、ですね。フマクトの《名誉》の神力には《縁故を断つ》という神技があり、これを使うのだと思われます。●氏族との縁を切断したフマクト信者はヒョルトの法から…

氏族との関係を断つ

●フマクトがしたように、フマクト信者は自分の氏族との関係を断ちます。これはフマクトだけではなく、ユールマルやバービスター・ゴア、ウロックスのカルトでもおこなわれます。それらの神はそれぞれの理由から族長であるオーランスの法に従わない場合がある…

ヒョルト人のカルト:フマクト

●嵐の神殿の戦と死と誓言の神フマクト(Humakt, God of War, Death, and Oaths)です。●フマクトはウーマスの子供で、オーランスの兄の一人です。彼は邪悪な叔父たちがたくらんだ成人の儀式で戦の穴に投げ込まれましたが、他の戦士たちを打ち負かし、彼らの…