ヒョルト人のカルト:リ・ファンクァン

Epikt2009-04-25

●フマクトの下位カルトにはもう1つアンデッドと戦うカルトがあります。リ・ファンクァン(Li Phanquann)です。

●リ・ファンクァンは帝国の時代、ワームの友邦帝国のために働きました。彼は極東の出身で、フマクト信者は彼を東方の英雄(Eastern Hero)と呼びます。リ・ファンクァンは不死の力を感知する方法を知っており、有名な大荒野(Wastes)への遠征で不死者たちを破壊しました。彼は地界で邪悪なヴァンパイアの神、ヴィヴァモート(Vivamort)を傷つけることさえしました。

●どうも東方からやってきた導師っぽい人だったんじゃないかと想像するわけですが。気とか使ったんじゃないの。リ・ファンクァンのカルトは神力《死》の神技として《アンデッドを検知する》《ヴァンパイアを傷つける》の2つを提供します。

●残念なことに神力は提供しません。つまりリ・ファンクァンの下位カルトに入るとフマクトの《死》《名誉》の2つの神力しか使えないんですね。それならインドロダールのカルトの方が得に思えます。リ・ファンクァンくらいなら英雄カルトでいいのではないか。インドロダールがゾンビ、スケルトン、ゴーストと戦うのに対して、リ・ファンクァンはヴァンパイア専門という棲み分けでしょうか。

●加護と制約ですが、リ・ファンクァンの祝福は《アンデッドを検知する》能力を12で新しく得るか、すでに持っている場合+5するかです…って、提供する神技とかぶってませんか。それとも祝福の方は魔術能力ではなくて、精神能力なのか。インドロダールの名前のついた加護と制約はないので、その点ではリ・ファンクァンの方が優れてます。