ヒョルト人のカルト:インドロダール

Epikt2009-04-24

●フマクトは真の死の力の使い手であり、死を冒涜する不死者(アンデッド)の敵です。下位カルト、灰色犬のインドロダール(Indrodar Greydog)は不死者と戦うための力を持っています。なお、インドロダールとインロダール(Inrodar)の両方の表記があるようです。

●インドロダールはリスメルダー部族(Lismelder tribe)の創始者の一人で、リスメルダー女王の近侍戦士でした。1300年代、リスメルダーは父マランとの間に親族争いを起こし、マランが創始したマラニ部族を割って自らの部族を立てました。インドロダールはマラニ部族の灰色犬氏族出身のフマクト信者の英雄だそうです。

●リスメルダー部族はダック(ドゥルズ)たちの土地を奪ったのですが、その頃からアップランド湿原にアンデッドの軍勢が現れるようになりました。部族は苦戦し、後に奪った土地をダックに返し、彼らと共闘するようになりました。

●インドロダールは7年もの間アップランド湿原でリスメルダー女王の遺骸を探すということをしたそうです。アンデッドたちの地で過ごすうちに、彼は剣で触れることでゾンビを破壊し、ゴーストを追いやり、骸骨を破壊する特殊な方法を学びました。その力は彼の部族が必要としていたものでした。現在では、インドロダールの名はサーター全土で知られています。

●リスメルダー部族の土地にあるインドロダールの首飾り(Indrodar's Necklace)と呼ばれる村に、インドロダールの社があります。不死者と戦う力を求めるものはこの社を訪れます。魔法を得た信者は一生に一度、必ず湿原への探索に向かわなければなりません。これは信者が自分で選んでおこなうものですが、しかしカルトの命令があれば行かなければなりません。

●インドロダールのカルトは神力《アンデッドを破壊する》を提供します。