2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ジョセフ・コーネル

●そしてコラージュといえば、ジョセフ・コーネル。●その作品にはあまったれんな! という気持ちとステキ☆ という気持ちが相半ばします。

シーン制と分裂症

●本当に気晴らしが必要なときは気晴らしのための時間が無いという。●この記事が面白かったので何か書きたいと思いましたが、考えてる暇がありません。http://d.hatena.ne.jp/nacky7/20100124#p2 おそらく、シーン制は「同じ時刻」に「別の場所」でというそれ…

マスターコスと呪い

●移動の神マスターコスの信者は自分にかけられた呪いから自慢の早足で逃げ切ることができる、という話を思いつきました。しかしよく考えるとこれはトリックスターのユールマルがエルマルを救った話の二番煎じでした。●呪いに知覚があるか、速度があるかとい…

ランカー・マイと啓発

●オーランス人の中で一番啓発される危険性があるのはランカー・マイ信者だと思うのです。というより、ランカー・マイ信者は日常的に読み書きしているにも関わらず、どうしてあんなにオーランス人でいられるんでしょうか。読み書きによって頭の中と現実の乖離…

ルナーの道の啓発

●それで昨日の話からの発展というか派生なんですが、なんとなく近代的自我に目覚めてしまうのが啓発だと思ってたんですが、ちがいますね。それまで絶対的な価値観を持っていた人間が、その価値観もたくさんある価値観の1つにすぎないと理解して、すべてが相…

ゲド戦記

●実家で部屋の掃除をしてる最中についゲド戦記を読み始めてしまいまして、やはり4巻「帰還」が圧巻だと思いました。3巻までは古典的なファンタジーらしく抽象的だと思うのですが、4巻は悪がとても具体的で生々しい。それで悪やモラルについて考えてしまう…