ヒョルト人のカルト:グストブランその2

Epikt2009-04-12

●コメントをいただいたとおり、嵐の神殿の鍛冶の神グストブランは呪鍛(Enchant)ができません。それでは彼はなんなのかという話。

●グストブランの神力は《青銅》《火》《鍛冶師(Smith)》です。青銅の神技は

  • 《青銅》
    • 《銅と錫を混ぜる》《青銅を精錬する》《金属製の道具を修理する》《青銅の中を見る》《金属を強化する》

彼は銅と錫を混ぜて青銅をつくることができます。これは大地と天空がむすばれて大気(ウーマス)が生まれた神話を金属の方からなぞってます。グストブランがやりたかった新しい仕事が天空の金属である錫に混ぜ物をしてしまうことなら、彼が太陽の神殿から追い出されたことも理解できます。

●ヒョルト人だけの考えかもしれませんが、青銅は神々の骨とされ、グストブランは骨の鍛冶師と呼ばれることもあります。だから、俺はグローランサの地面に神話の時代に死んだ神の骨(青銅)が埋まっていて、それを掘り出して使っているんだと思ってましたが、そういう感じではないですね。銅と錫を持ってきて合金として作るらしい。

●ランカー・マイの下位カルトには錬金術を扱うカルトがありますが、彼らは何をやってるんでしょうね。地球では鉄を金に変える技術には価値がありますが、グローランサでは鉄の方が貴重という場面もあるわけで。しかし貨幣経済を持たないヒョルト人にも貴金属(金や銀)を贈り物にする習慣はあるんだよなぁ。