エルズリ―

●「金子一馬グラフィックス 万魔殿」(女神転生登場悪魔の画集)に載ってたヴードゥーの女神エルズリ―の説明が面白かった。一部抜粋。

 エルズリ―は、ヴードゥー教に登場する愛の女神である。彼女が司る「愛」とは、母や豊穣と結びついた愛ではなく、恋人同士が互いを求める際の激しい欲求を指す。
 蛇神、海神、戦神の三柱の神を夫に持ち、その指にはそれぞれとの結婚指輪がはめられている。白粉や香水に身を包み、途方もなく贅沢な暮らしを送っている彼女だが、時折、どうしようもない悲しみに襲われて涙を流す。人は言う。それは、人間の命の短さと愛の儚さを嘆いて流す涙なのだと。


ちょっと松本零士ふうですが。