ヒョルト人のカルト:インギニュー

Epikt2009-04-09

●掟に従うものならなんであれ受け入れるフマクトのカルトの性質からすれば、ヒョルト人のカルトとは言えないのですが、フマクトの下位カルト、赤い息子インギニュー(Inginew Redson)です。

●インギニューはオーランスに仕える鍛冶匠グストブランの息子です。彼は神々の戦で自分の剣を失ったフマクトのために代わりになる剣をつくりました。インギニューは剣の技に専門化して、その領域では父を超えました。彼は多くの有名な剣をつくり出しました。

●いいとこどりな神様で、どうもグローランサっぽくないと言えば変な表現になりますが。フマクトの下位カルトなので、フマクトの《死》と《名誉》の神力に加えて次の神力を提供します。

  • 《剣を呪鍛する儀式》
    • 《青銅を呪鍛する》《鉄を呪鍛する》《銀を呪鍛する》《剣に魔法を吹き込む》《金属を強化する》


青銅の呪鍛がここに。さらに《死》の神力に追加して《[滅びの剣]を呪鍛する儀式(Enchant [Banesword] ritual)》の神技が与えられます。これはワースレイヤーとか悪魔殺しなんかの、特定の対象に効果を発揮する剣でしょうね。

●インギニューのカルトの加入条件は〈武器作成の知識(Know Craft Weapon)〉が5M以上あることです。入信者は最初に冶金学と武器作成の基本を学び、それから金属の呪鍛や魔法の武器作成を学びます。

●前にフマクト信者は戦士しかいないと書きましたが、すくなくとも鍛冶師はいるわけだ。