嵐の神殿のやや特殊なカルト

●信者が氏族との関係を断つカルトについて書きましたが、それらのフマクト、ウロックス、バービスター・ゴア、ユールマルのカルトが完全に氏族に属している他のカルトにくらべて特殊である点について。
氏族との関係を断つ - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

■フマクトのカルト
信者:フマクトの名誉の掟に従うものなら男女、種族を問わず入信可能。
職業:戦士のみ。司祭も神巫もおらず、聖職者の役割は帰依者が果たす。
信仰の度合い:入信者、剣(帰依者)、死の剣(使徒)。
氏族にとどまった信者の生活:近侍戦士?
氏族を離れた信者の生活:寺院(ほとんどがフマクトの傭兵団)に所属する。
結婚観:絶対に結婚しない、子供はつくらないという主義と結婚するし子供もつくるという2つの主義がある。


■ウロックスのカルト
信者:混沌を憎むものなら男女を問わず入信可能。
職業:戦士のみ。
信仰の度合い:Styrman(帰依者)、Jarl使徒)のみ。
氏族にとどまった信者の生活:近侍戦士。
氏族を離れた信者の生活:Jarlがひきいる戦の群に所属して、混沌と戦う。
結婚観:適当。しかし平均寿命やそのライフスタイルから、長期的な結婚はほとんど不可能と思われる。


■バービスター・ゴアのカルト
信者:女だけ。
職業:戦士のみ。
信仰の度合い:入信者(1年の試験期間のみ)、帰依者。
氏族にとどまった信者の生活:近侍戦士?
氏族を離れた信者の生活:大地の寺院で門番、あるいは大地の復讐の執行者として働く。
結婚観:生きたものに触れることすら避ける。


■ユールマルのカルト?
信者:
職業:おそらく枝拾いか乞食。
信仰の度合い:使徒のみ。
氏族にとどまった信者の生活:オーランス信者(ほとんどが族長や部族王)の保護監督下に入って気ままに暮らす(ときどき儀式で役割をつとめる)。
氏族を離れた信者の生活:放浪。ヒョルトの法の外にいるので、ヒョルト人にすら殺される可能性がある。
結婚観:性的なタブーはまるで無いものの、まともに相手をする異性(同性でも)がいるのか疑問。

●神巫(God-talker)というのは神と人々をつなぐ存在で、氏族に神の言葉を伝え、氏族の祈りを神に伝える役割を果たします。氏族と切れているカルトにとっては不要なんですね。信者それぞれは直接神とつながっているわけですし。