フマクト信者の結婚観

Epikt2009-04-05

●フマクト信者の結婚観についてコラムがあったのでもう少し詳しく。結婚についての2つの考え方があります。

●1つは「むき出しの刃の哲学(The Bare Blades philosophy)」と呼ばれます。この考え方では、フマクトは死であり信者は死が肉体を持ったものとされます。そのため結婚も親族との縁故もセックスも許容しません。もしフマクト信者に子供がいれば、その子供は死から生まれたアンデッド(不死者)に等しいと見なされます。ただしアンデッドを滅ぼすフマクトの神力が、そのような子供に対して効果があったという例はありません。この考えにもとづく信者には1人で生きても幸福でいられる祝福がフマクトから与えられます。

●もう1つは「覆いの哲学(The Hoods philosophy)」です。この考え方では肉欲や人生における喜びは許容されます。フマクトは死であり、それゆえに信者は生に対する特別な感受性を持つはずだからです(フマクトの信者は死後の復活(蘇生)を禁じられている)。この考えにもとづく信者には連れ合いと共に幸福に生きられる祝福がフマクトから与えられます。

●フマクトの信者はいずれの生き方を選ぶのか、自分で決めなければなりません。