ヒョルト人のカルト:カーガン

Epikt2009-04-15

●フマクトの下位カルト、“戦士”カーガン(Kargan the Warrior)のカルトです。カーガンと言えばカーガン・トール(Kargan Tor)で、フマクトの師匠であり、グローランサの宮廷の元祖戦いの神なのですが、そういう説明はされてません。今はもうすたれたカーガン・トール信仰がフマクト信仰の中に残っているようです。

●このカルトの信者は、剣はフマクトの象徴にすぎずフマクトはすべての武器の中に存在するのだ、と主張します。彼らは剣以外の武器や戦闘スタイルを身につけて練達し、おのれの功業でそれを証明しようとします。信者の多くは特殊な武器や格闘術などを見つけるためだけに世界中を旅します。彼らの主張にもかかわらず、フマクトの死の光を放つのはやはり剣だけで、それ以外の武器は光りません。

●フマクトのカルトの中でも純粋に戦士らしいカルトです。俺より強いヤツに遭いに行ってしまうかもしれません。カーガンのカルトが提供するのは《戦闘》の神力です。上位カルトのフマクトの《死》《名誉》とあわせて3つになります。

●変わり武器や格闘術の範囲がどの程度の想定なのかわかりませんが、東方で椅子を使った格闘術の修行をしてるフマクト信者もいるのかもしれません。

●カーガンの加護と制約はカーガンの戦闘の祝福といい、「フマクト」あるいは「戦士」に属するキーワード1つに+5のボーナスを得られます。ただし[剣]の戦闘技能は除外されます。ナレーター(GM)の許可があれば、代わりに他の能力(〈力強い〉のような)にボーナスを受けることも可能です。制約は一週間の特定の曜日に沈黙を守ることで、けっこう厳しい制約です。カーガンの信者は1人旅することも多いでしょうし。