ヒョルト人のカルト:ハイーア

Epikt2009-04-27

●フマクトの項目を見直していたら、下位カルトと英雄カルトがまとめて書かれてました。どこで区分するのかわかりませんが、たぶん神力1つを提供してるのが下位カルトで、神技だけを提供してるのが英雄カルトだと思います。

●フマクトの下位カルト、剣士ハイーア(Hiia Swordman)です。グレイズランドの特殊な集団しか信仰していないローカルなカルトなので、ヒョルト人(特にサーター王国圏)のカルトと書くとまちがいのような気がします。

●ハイーアはケタエラ出身の隻腕の戦士で、1360年ごろにグレイズランドに入りました。30年間、彼はウズ(トロウル)やルナー帝国、そしてヒョルト人と戦いました。彼が生きている間は仲間内でのフマクトのカルトは小さなものでしかなく、ハイーアが死ぬとほとんどすたれてしまいました。しかし羽馬の女王がカルトを復活させ、形を変えて、彼女個人の護衛としました。ハイーアの信者は現在まで羽馬の女王を守っています。

●カルトの成立にはグレイズランド人の歴史や政治が絡んでくるようなので、詳しいことが説明できません。ハイーアのカルトはグレイズランド人(草飼う民)ではない者の加入を例外的に認めます。ただしその人間は馬に乗り、馬の背で戦えなければいけません。またヴェンドルフ(グレイズランドのヒョルト人奴隷)がハイーアを信仰することは禁じられています。

●信者は馬に乗っているときでも剣と盾で戦います。彼らは盾と鎧を Shells で飾り、いかなる形でも毒を使いません。貝殻で飾ると言われても、グレイズランドと海が結びつかないので混乱したのですが、公式サイトの Index で検索したら、巨大な亀の甲羅(huge tortoise shells)なんだそうです…よけい想像つかんわ。さらにハイーアはヴェンドルフの神殿のカルトとも書かれてました。信仰できるのかできないのかわかりません。

●ハイーアのカルトが提供する神力は《強刃(Strongblade)》です(適当に訳語をあてました)。

  • 《強刃》
    • 《金属を切る》《石を切る》《木を切る》《神剣の一撃》《不壊の刃》

なんか、ざっくりとした神技がならんでますね。

●カルトの加入条件は片腕を切り落とすこと…というのはないな。羽馬の女王の護衛として認められることです。もちろんカルトの求める徳目には女王に忠実であることが含まれています。ハイーアの加護と制約はありません。