ルナー帝国の軍神

Epikt2007-11-14

●邦訳「ヒーローウォーズ」で紹介されているルナー帝国の軍神はヤーナファル・ターニルズとウルヴァイリヌスです。ヤーナファルの教派で提供されている魔術はILH2で変更され次のようになってます。
神力と神技:

  • 《将軍》
    • 《戦場の雄叫び》《士気を支える》《諸軍を統合する》《指揮の仮面》

典礼書と呪文:

  • 『Soldier On』
    • 《鉄の呪鍛の儀式》《銀の呪鍛の儀式》《後退なし》《不動の戦列》《[異界の存在]を打つ》

精霊:

  • 《戦闘の精霊》
    • 《勇敢》18〜12M2 《破城鎚の突撃》17〜19M2 《鋭利なシミター》15〜12M 《強き鎧》17〜4M2

“Soldier On”ってのは口語的に「障害にひるまずに続ける」という意味があるらしいですが、本のタイトルにふさわしい訳があるでしょうか。それと邦訳「ヒーローウォーズ」では《〜の呪鍛》とされている神技はみんな《〜の呪鍛の儀式》になってますよね。儀式ということは戦闘中に使えてすぐ効果のある魔術ではない、ってことですね?

●で、どうも戦闘の神としては強くないような。実戦ではかなり精霊頼みになりそうです。「ヒーローウォーズ」ではもっと個人戦も含めて強かったのに。

●ライバルと言っていいのか知りませんが、ダラ・ハッパの太陽の神殿に属する軍神ウルヴァイリヌス。正確には戦争を発明した皇帝だそうです。ウルヴァイリヌスさんは高位の将官クラスでないと直接信仰できません。さすが皇帝。下位の兵隊はウルヴァイリヌスさんの下位カルトに入るのだそうです(PC用に紹介すべきはその下位カルトではないのかと思いましたが)。さらに、ウルヴァイリヌス系のカルトはルナーのように融通が利かないので、同じカルトに属していても“他の隊のものに有益な魔法を用いることはできない”。

●これを厳密に考えると、ヒョルト人の嵐の神殿の神々もルナーのような許容性はもたないわけですから、他の戦の群れを魔法で支援することはできない、ことになるんでしょうか。