ルナー帝国のカルト:エティーリーズ

Epikt2007-11-01

●なんとなく12使徒を追う形になってますが、ルナーの交易の神エティーリーズ(Etyries)です。ただ俺にとってあまり面白い神ではなかったです。真面目なのね。

●昨日も書いたとおり、女商人だったエティーリーズは、月の女神が再誕した夜にその兆候である動物たちの歌を聞いて、女神ティーロ・エスターラを見つけました。すぐにルナーの道に改宗し、女神から教えを受けるようになりました。

●で、ここからが本分です。エティーリーズは女神のメッセージを広めるために、当時の支配者カルマニアの国の奥深くまで旅したんですね。もちろん危険な旅で、旅の安全を確保するためのさらなる技を身につける必要がありました。そうして旅をしながら、圧制に苦しむ人たちと話し、組織し、一部は女神のいるトーランの街に送りました。

●踏査者としての力はさらに異界にまで伸びました。ヒーロークエストから戻らない女神を探すために送り出されたのはエティーリーズでした。エティーリーズは女神の痕跡を見つけただけで、女神自身に会うことはできなかったのですが、エティーリーズの教えた道を追ったヤーナファル・ターニルズが女神を見つけたそうです。こうしてクリムゾン・バットと共に戻った女神はカルマニア軍を壊滅させました。これが「混沌の最初の戦い【the First Battle of Chaos】」です。

●前のクエストで女神を見つけられなかったエティーリーズはあらためて女神から学び、「自己の旅【Self Voyage】」を行った初めての人間になりました。このクエストは神格化のためのクエストで、以後は他の人間にも行えるようになりました。それからもエティーリーズは旅を続け、ルナーの神秘を広め、人々と話し合い、人々が知恵を交換できるようにしました。これは交易の基礎となり、エティーリーズ・エングボーン【Etyries Engborn】がそれを促進しました。エティーリーズ自身は第2ウェインの間に月に昇り、信者たちは3つの下位カルト(下位教派?)に分かれました。それぞれがエティーリーズの果たした3つの役割、対話、踏査、交易をになっています。

●というわけで、あまり面白エピソードは残さなかったエティーリーズさんでした。PCとしては最適でしょうけど。