クリムゾンバットvsオーランス人

Epikt2008-12-04

●データを見てると圧倒的なクリムゾンバットがドラゴン・パス侵攻ではいまいちな件。「グローランサ年代記」によるとクリムゾンバットは3度、ドラゴン・パスに現れました。以下の抜粋部分は「グローランサ年代記」からです。

●1度目はサーター王国がルナー帝国に敗北した1602年。ルーンゲートに飛来したクリムゾンバットは集結していたサーター軍を恐怖感だけで追いたてました。ルーンゲートはそのワイターと共に巨大なバットに押しつぶされ、残っていた者たちは食われました。続いて王都ボールドホームを襲い決定打を与えるはずでしたが、バットはここで敗れました。

クリムゾンバットはゆっくりとルーンゲートから舞い上がり、恐るべき宴を繰り返すべくボールドホームへ向かって来た。さらにドラゴンまでもが出現したとき、守備隊は絶望に陥った。しかしドラゴンはボールドホームを襲うかわりにクリムゾンバットを攻撃した。二頭の怪物は共倒れとなった。

バットと相討ちになるには大きさだけから言っても真ドラゴンでないと無理だと思うのですが、詳しいことは書いてません。この時、ドラゴニュートは傭兵としてルナー側にいたので、このドラゴンはその点でも謎です。バットは倒されましたが、サーターの軍はルナーの軍に敗れました。

●2度目は1619年。南部のホワイトウォールにたてこもって抵抗するオーランス人の反乱軍にとどめをさすために飛来しました。この時も、敵に大きな被害を与えましたが撃退されています。

ホワイトウォールではジョーカンドロスがクリムゾンバットに、街を襲って、彼が「最後のオーランス人」と呼んだ街の守備隊を虐殺するよう命じた。驚くべきことに、守備隊の多大な犠牲の末にクリムゾンバットは撃退された。

守備隊と言っても、最後の自由の高王ブライアンやカリル・スターブロウなどそうそうたる反乱のリーダーたちでした。移動の神力によりバットの背中に移動して、コントロールしている司祭たちを襲ったのだという説をどこかで見ましたが、年代記には詳細は書かれていません。

●3度目は現在(1621年)より先のアーグラスの伝説の中での話になります。架空戦記の可能性もあったりして、けっこう眉唾なんですが。

クリムゾン・バットが来た。だが「死せる英雄たちの軍隊」からブライアン王とその側近たちが現れ怪物を再び撃退した。

アーグラスがシェン・セレリスを得た後に起こるルナー帝国との総力戦での話です。どうもブライアンが復活してまたもクリムゾンバットを何とかするらしいです。ブライアン王はなぜかバットに強い設定になってます。

●というわけで、バットが1引き分け2敗でした。