竜殺し

Epikt2008-01-24

● Ayukata さんのブログで触れられてました、グローランサの竜殺し。ヒョルト人の場合、簡単です。冒険者オーランスの下位カルト“竜殺し”オーヴァンシャゴールに入信して60%、さらに英雄カルトの竜殺しのアラコリングに入信すれば、合計70%の竜殺し兵器の完成です。滅多に本物のドラゴンに遭遇しないと思われる点と、オーヴァンシャゴールのカルトがどこにあるのかよくわからない点が多少問題ですが。

●アラコリングは本来はでかい英雄で、ヒョルト人のヒョルトに匹敵します。というか、もっとでかい。ワームの友邦帝国をひっくり返して、いくつかの文化を救ってます。ですがヒョルト人の中では竜殺しの功績だけが伝えられたようです。おもしろいのはと思ったのは、オーヴァンシャゴールの神話はオーランスの神話なんですね。神話時代にオーランスがやってのけた竜殺しなわけです。グローランサの神話のパターンでは英雄アラコリングの功業が遡行して含有されていそうなものですが、そんな感じは受けません。

●ルナーの神様たちを見てると特にドラゴン担当の神様はいないようです(ワイバーン馴らしの神様はいました)。その必要ができたときに神格化するのかもしれませんが。ルナー軍がサーター王国のボールドホーム攻めのときは、クリムゾン・バットとドラゴンが相討ちになってるようです。

●どうもオーランスはドラゴンと通じてる部分があるらしく、ヒョルト人は不思議とドラゴンと縁があります。アーグラスもドラゴンの友だちがいるっぽい。オーランスの母ちゃんであるケロ・フィン山が実はドラゴンだった、という説も竜の帝国時代辺りにあったんじゃないでしょうか。

●しかしルナー帝国内の各文化の中にはワームの友邦帝国と戦った文化も多いわけですから、対ドラゴンの神様も当然います。最大手はアラコリングでしょうし、ダラ・ハッパの歴代皇帝の中にも、カルマニアにも竜殺しの英雄はいたらしいです。その辺を無視してルナー当局が竜殺しを弾圧するのは無理じゃないかなと思うのですが。