翻訳商売

●なゆたさんのコメントがあったんで調べてみたんですが、高いらしいです、翻訳代。らしいってのはお値段は相談の上、みたいなところが多くて、確かなことがわからなかったせいですが。単語単位で値段をつける考え方があるなんて知りませんでした。ただ翻訳をやってる会社は多いみたいで、検索するといっぱい引っかかりました。

●外語大の学生にアルバイトで下訳してもらう方法もあるようで、実際募集してる学校もあります。これは学生に直接会ったり、打ち合わせしたりすることに時間と手間がかかりますね。できあがりのレベルも気になりますし。だったら翻訳してる会社で下訳だけを頼むとどうなるかというと、ある会社では自動翻訳に通した後、人間がちょっと修正するところまでが下訳とされていました。

●自分で訳すときは、

  1. 原文をテキストデータ化する(手打ち)。
  2. ネットの自動翻訳(無料)にかける。
  3. 辞書を使って意味の通る文章にする。
  4. 日本語として読める文章にする。

の手順でやってます。趣味で続けてればちょっとは早くなったり、上手くなったりするかと思ってたんですが、そんなことはなかった…。上の会社の場合、下訳は2+αまで(自動翻訳はもっといいソフトが使われてるのでしょうが)ですから、その費用は実質、手間賃になります。俺が持っていない翻訳の技術と知識を買おうとすると、下訳の範疇をこえるのでやっぱり高くなります。

●逆に考えれば、有志でやってる翻訳はお金に換算するとけっこうな仕事だということになりますが、しかしこれは主婦の労働を賃金に換算するのに似てます。換算してみるのは自由だが、払う人間がいないから商売として成立しない。