Sevening

Epikt2008-01-22

● Sevening ですが、意味はだいたいわかるんですよね。どなたか誰もが納得する上手い造語を。啓発については過去、何度か書いてたようです。

 啓発 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

 啓発の恩恵 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

俺の書いたことよりコメント欄が充実してますよ(笑)

●それで oomizuao さんのコメントを一部抜粋します。ちょっと編集しました。

oomizuao 2007/08/29 22:16
ルナーの教えは「かつて世界は全にして一つだった。だが今、全ての物はバラバラになっている。けれどルナーの神々の教えを通して万物は癒され、人も再び全にして一の境地に至ることが出来る」とでもいうようなものです。仏教でいう「梵我一如」の境地を目指そう、みたいな感じかと。で、一人一人の自我・個性が、全宇宙の意識と一つである、という事実に気付くことが《啓発(Illumination)》。そして《啓発》を押し進めて、個と全が一体の境地になった《悟り(Enlightenment)》に至ることがルナーの教えの究極の目的です。
 
面白いのは「自我を持ったまま、個が全と一であると知ってしまうと普通は発狂する」というグローランサ独自の設定です。その発狂状態が《啓発》の暗黒面……《閉塞(Occlusion)》ですね。一応ルナーの教えに従っての《啓発》であれば発狂してしまう確率は低いと説かれてはいますけど、ルール的に見ると《啓発者》が自分の信念を揺らがされるたびに暗黒面に落ちるチェックをしなければならないので、発狂確率メチャ高!と思います(苦笑)。

●この「自我を持ったまま、個が全と一であると知ってしまうと普通は発狂する」のを回避するのが Seventh Soul です。ダラ・ハッパの概念では魂は6つでしたが、ルナーは女神セデーニヤが再発見した7番目の魂をそれに加えました。個人の自我と宇宙に共通する不滅の部分とされています。機能としては、自我を発狂させることなく「無限」にアプローチさせる…らしいです。この魂を再発見することを Sevening と言い、ルナーではマニュアル化して儀式になっていますが、別に儀式によらずとも体験されることがあるようです。その辺は従来の啓発のイメージ通りでしょうか(直接は知りませんが、普通の技能を使ってても啓発されるというルールがあったらしい)。

●待つ女の最聖祝日が Sevening Day なのは、彼女自身が他の6柱の神に発見されるのを待っていた7番目の存在だからです。この7番目の魂には Septessence という造語の名前があてられていて、これは超自我?(Great Self)と同一視され、つまりセデーニヤ、あるいはタラルタラ、その背後にあるものそのもの、ということらしいです。だってみんな「全」ですから(笑)

●ところで、訳についてこんなことを考えていて、楽しいことは楽しいんですが、罠にはまってる気がしてきました。肝心なのはゲームを遊ぶことであって、その目的から言えば訳でゴチャゴチャしてるのは無駄足でしょう。それが目的になってはイカン。いっそ有志が金を出し合ってプロの翻訳家に頼んでしまえば早いように思えてきました。学生のバイトでもいい。問題があるなら出版元と契約して、欲しい人には売ればいいんじゃないのか。どうですかこのドラゴン桜思考(笑)