ヒョルト人の職業:庭師

●酒の神ミンリスターの信者が養蜂をするなら、菜園とか花畑が必要じゃないかと思ったらあるんですね。ほとんどのステッド(住居と農地を含む集落)には公共の菜園(Garden)があるそうです。

●ステッドの菜園はステッドを取り仕切る炉の夫人(Herthmistress)の監督下にありますが、実際に働くのは庭師(Gardener)です。庭師は球根や葉のある野菜、ハーブなどをステッドに供給します。

●庭師はなぜかヒョルト人社会の中では軽んじられるようです。男女どちらの庭師もおり、男ならデューレヴやオーランスカールの信者、女ならオラーネやオヴェードルヴァ(Overdruva、森の友)の信者です。専業の庭師はめったにおらず、たいていは雑役や肉体労働、台所での労働などの他の仕事も兼ねています。

●ということは労働として楽なわけでもなさそうです。どうして軽んじられるんでしょうね。小作人の扱いなんかもどうなってるんでしょうか。


[追記]
Gardener は「グローランサ年代記」で「庭師」と訳されていたので修正します。