クリムゾンバットその3

Epikt2008-12-09

●クリムゾンバットについては mallion さんがやっておられるので、重複する部分もあるかもしれません。
クリムゾン・バットとリンリディ - まりおんのらんだむと〜く+

●クリムゾンバットはブラスカースの教派(カルト)の下位教派です。神力などはすべてブラスカースの教派が与えており、バットの教派には何もないので教派を区切ってある意味がよくわかりません。ルール上はクリムゾンバットがガーディアン扱いなのも驚き。

●具体的な大きさが書いてありました。俺に絵心があれば怪獣図鑑ふうに図解したいところですが。頭から尾までが20ヤード(約18.3m)、翼幅が90ヤード(約82.3m)。これが最小の場合。十分に餌を与えられた(特に戦時中)バットは全長半マイル(約804.7m)まで成長し、翼もそれに応じて伸びます。地球で最大の飛行機は全長84mだそうなので、比較できる飛行物体はありません。
※ちなみに、初代ウルトラマンの身長は40m、ゴジラの身長は50m、ラドンは身長50mで翼長120m。

●3つの舌を持ち、口のまわりには触手が生え、体全体に何十もの目がついています。この目は混沌の血をしたたらせ、精霊、エッセンス、ダイモーンなど、あらゆるものを知覚します。バットが人間のような小さいものを追いかけることはめったにないのですが、触手や舌にさらわれて口に放り込まれることはあるようです。

●バットの餌には最低でも毎週25人の生きた人間か25体の新鮮な死体、あるいはもっと大量の知覚力のない存在が必要です。活動的で感覚を持つ生物を食わせる、とも書いてあります。餌をもらえないバットは縮み、力も失っていきます。バットに餌を与える儀式は Lesiday に行なわれますが、不十分であれば狂乱して暴れます。町1つ食い尽くすこともあるそうです。それでも飢えが満たされないままだと Veriday には定命の世界から消えてしまいます。俺らの感覚だと火曜から月曜まで、ですね。

●その他の数字。バットはあごを外して、自分の今のサイズの3分の2までの大きさのものを呑み込むことができます。バットの《混沌の叫び》は範囲1マイル(約1.6km)に影響します。バットをガーディアンとするバンドのメンバーはこれをバットの声として理解することができますが、そうでないものは恐慌を起こすでしょう。またバットは自身から半径12マイル(約19.3km)に及ぶグロー・スポットを発生させます。このエリア内であればルナー魔術は最大限の力を発揮します。

●バットに食われるとどうなるかはルナー帝国でも意見が分かれるところだとか。呑み込まれたものは構成要素ごとに分解され、胃酸に溶かされ、消化されて世界から消えます。ブラスカースの理屈から言えば、グローランサ内の循環である死よりもさらに大きい死、宇宙の外の混沌に放り出されて消失するのだと考えられます。しかしセデーニヤはブラスカースに勝利し、生と死の周期をもたらしたのですから、セデーニヤから生れたクリムゾンバットに食われたものは転生の輪の中に戻るのだ、と考えることもできます。