啓発

Epikt2007-08-29

●ルナーの道と啓発の関係がいまひとつわからないのですが、神になるのは啓発の方らしいです。啓発についてはまるで知識がありません。ILH2の啓発は儀式やら修行としての啓発で、他のことをしてて頓悟する、という感じじゃありません。不死になる儀式そのものも載ってまして、ただこれに失敗するとナニだよ、アハハハ。という感じ? コラムを訳してみたものの、以前書いたように新興宗教のマニュアルのようです。でも日本人の方がこういうのは理解が早いかも。

啓発と閉塞とは何か?

啓発とは平穏で調和のとれた全(ALL)との一体化です。

閉塞とは全の包含に失敗した結果です。それはしばしば次のように描写されます。「宇宙の無関心によって破壊され、」そして「何者にも代えられない自己の消失。」ヒーローはいくつかの意味で、個が全であると感じますが、これを全が己であることを意味すると理解します。ほとんどの閉塞者は単にこの対面への準備ができていなかっただけですが、しかし時折、啓発は備えていたものよりも強力な啓示に遭遇し、そして閉塞におちいります。

まあ、俺の訳がおかしいのもあるんですが、なんだこれ。1にして全はヨグ=ソトースさんの代名詞じゃないですか。なんなの、混沌?

●これも前に書きましたが、この神になる儀式に失敗したタクシー運転手 Barnad さんの話。 taxi と書いてあるのは、たぶん人力車で Barnad さんはその車夫なんだと思いますけども。

Barnad:彼は有名な人力車の車夫で、何千人もの客を乗せてグラマーの通りを走り、客が太っていようが、支払いがわずかだろうが、不平を言いませんでした。彼はすべての不幸な同業者ための神になることを夢みました。彼は挑戦しましたが、戻ることができませんでした。

ルナーの人たちはこれをいい話として受け止めたんでしょうか、それとも悲劇?

●その他の失敗例を見てると、どうもルナーの政治的に嬉しくない人の儀式はルナーの神が妨害した、みたいなのもあってガクブルだったりします。できる資格はあるのにやらないという選択肢もあるようです。思想的なもんでしょうか。ブルーの王様は啓発されてるのに、制約が多いという理由で神にはならないんでしたっけ。