失敗例

Epikt2007-08-28

● mallion さんのところで初心者をルーンクエストグローランサ)に上手く誘導するにはどうしたらいいか、という話をされてます。俺は具体的な方策がわからないので、自分がやった失敗を書いておきます。

●プレイヤー(PL)が「キャラクター(PC)に○○させる」と言ったときにマスター(GM)が「××人(族、職業でも)は普通そんなことしないかも」と言ってしまう。却下するのでなくても、否定的な返事を繰り返すとPLが萎縮します。萎縮すると、PLはPCに取らせたい行動についてまずGMに「○○という行動はとれるだろうか、そういうことをするのは常識にかなうだろうか」と判断を求めるようになります。最悪の場合、GMグローランサ世界の常識、つまり薀蓄を延々と語ってしまいます。自由に行動してみて、と言われているのに一方でその行動を制約されるという厄介な状況におちいったPLは最終的にこう言います。「どうしたらいいのかわからない」

●極端な例ですが、GMをする人間は寛容でなければなりません。それはゆるいというのとはちがいます。自分のゲームの世界観でPLを縛ってはいけません。わかっているつもりなんですが、俺は他のゲームでもときどきやらかしてしまいます。

●難儀だな、と思うのはしかしグローランサは自由気ままにやってると半分くらいしか楽しめないと考えるからです。たとえPCが不利になるとしても、けったいな思考、思想、慣習にひたりきってみる(従ってみる)こともグローランサの楽しみです。そのためにはちょっとお勉強しなければならない。