啓発の恩恵

Epikt2007-08-30

●知れば知るほどルナーの教えが素晴らしいものに思えてきて危険です。ルナー帝国には oomizuao さんのおっしゃる「啓発審問官」の評議会(The Council of llumination Examiners)というのがあって、啓発クエストの支援をお願いできることになってるそうです。評議会は志願者の適性などを審査して、OKということになれば儀式を取り仕切ってくれます。 taxi の人の場合、恐らく金も力もないので、ここを利用したんじゃないでしょうか。睡眠時間を削って勉強してようやく資格を得たとかで。委員会としても Barnad さん程度の政治的に透明な人間なら、いい宣伝になると判断しそうです。

●で、ルナーの道と啓発の関係ですが、この啓発の儀式で使う能力がルナーの神との関係でした。ここでつながってるんですね。ただ、ルナーの宗教に対して啓発はおまけというかオプションっぽいのですが。

●あんまりゲームから乖離した話をしててもしょうがないので、では啓発されるとどんな得点があるのか、という話。啓発の儀式はいろいろあるらしいのですが、これを経験したキャラは“Seventh Soul”という能力を得ます(ただし閉塞(occlusion)という魔境? におちいる危険性はある)。一度獲得すると失うことはできません。

●このセブンセンシズ この能力を持っていると、一応「再び全にして一の境地に至ることが出来」た、ということになって異界の障壁の影響を受けなくなる、のだそうです(この辺り難しい)。これでどんな魔法にも抵抗できるとか、あらゆる魔法を集中化したように使えるようになるとか。さらに異界に行ってもペナルティをくらわないんじゃないでしょうか。他の神殿の神界でやりたい放題ですね。あと、もちろんルナーの神になるのにも関係あります。

●しかし実際ゲームをする立場から見ると、あらゆる魔法が使えるようになったって、それを育てるのにどれだけキャンペーンをやらねばならないのか、ということになる。ヒーロポイント何点いるのよ(笑) それに異界で暴れられるからといって、他のPCがついてこられないのでは、マスターとしてもそんなシナリオは組めません。なので実際のところ、啓発に踏み込むのはどうも面白みのわりには、旨味に欠けるのではないかという──。


[追加]

mallion さんに詳しい解説をいただきました。参考に。

 http://d.hatena.ne.jp/mallion/20070831/p2#tb