ルナー帝国の休日

● zeb さんのルナー帝国のカレンダーについての記事はこちら。
ルナーの祝日1 - illuminate33の日記
ルナーの祝日2 - illuminate33の日記
ルナーの祝日3 - illuminate33の日記
ルナーの祝日4 - illuminate33の日記

●それで気になってたルナー帝国の休日の問題。1週間の何曜日が休み、という記述はありませんでした。安息日みたいな概念は無いんでしょうか。その代わりと言っていいのか、聖祝日(Holiday)があります。 zeb さんの記事を見てもらえばいいのですが、大いなる月の日と呼ばれるルナーの道(Lunar Way)の聖祝日が1年に17日あり、その他にも地方の文化、伝統に由来する聖祝日があります(ILH2には例として5日が載ってる)。さらに聖祝季の2週間は祭日みたいなものです。

●ルナーの道の信者は、大いなる月の日におこなわれる礼拝や祭儀に参加しなければなりません。たぶん信者じゃなくてもほとんどの人がお祭り気分で参加するんだと思います。ルナーの道の平信者(Adherent(Shusan))はリソースの10%をルナーの道のために使わなければなりません。1年が294日なのでトータルで28日分のルナーの儀式に参加すればいい(29日じゃないのか?)、という計算だそうです。なので、普段はまったく信仰と関係のない生活をしていても、聖祝季を含めた聖祝日の儀式に参加すれば大丈夫です。この儀式で集められた信仰のパワーが各教派を経由して赤の皇帝に送られるわけです。

●ドラゴン・パスのオーランス人のような単一の文化では、みんな同じ生活様式、同じ周期で生活していて公的な調整が入る必要はありませんが、多様性をきわめるルナー帝国ではそうはいかないんでしょう。後からやってきた宗教なせいもあると思います。公式に聖祝日を決めて地域、職業を問わず全員参加させてしまうんですね。賢者のイリピー・オントールの考案だけあって前からある文化とも上手く習合されてるようです。そのための神話の改変もあったかもしれません。

●しかし、ということは、働いてる日以外はお祭りという激しい生活を送っているんですね、ルナー帝国の人は。地球でも昔の人はもっと働いていたよ、と言われるかもしれませんが。