ルナー帝国のカルト:ヴァーガー

●ルナー帝国のムーンボートの創始者にして教派の神(immortal)、天空の船乗りヴァーガー(Vargar, The Sky-mariner)について。

●ルナー帝国の第0ウェイン、ダージーンの草の民(weeder)のある家族の少年がヴァーガーでした。彼は0/27に女神の神格化を目撃し、ルフェルザの表面(月の表面か?)の幻視を体験して、自身の一部が引き上げられるのを感じました。彼はルナーの道に改宗し、ルフェルザ(月)をクレーターの基部(Crater's rim)から眺めるために、グラマー(ルナー帝国首都)に巡礼しました。故郷では同族や同胞たちを熱心に改宗させました。

●ジャニソールが反乱を起こすと、ヴァーガーはアルコスの河川の船隊への襲撃を指揮して、グラマーを包囲する反乱軍主力への補給路をかく乱しました。ジャニソールが倒されると残った反乱勢力やその同盟者の蛮族を鎮圧するのに貢献しました。

●赤の皇帝はヴァーガーや他の英雄たちへの褒賞として、閉ざされし海(Occluded Sea、月にある海)への釣り旅行に彼らを随伴しました。ヴァーガーはそこでは魚釣りをせず、沼地で真紅の月の葦(moon-reeds)を発見しました。彼はその葦で篭を編んで女神への捧げ物とし、その種を与えられました。彼はそれを家の近くの川に埋めました。

●ヴァーガーは自身が(そして彼だけが)葦の精霊を覚醒させることができ、その葦で編まれた物品が飛ぶことを発見して驚きました。このことで彼は宮廷で一躍有名になり、だんだん大きなものをつくって廷臣を乗せ、グラマー周辺を飛行しました。完全な大きさの葦のボートがつくられたのは自然な成り行きでした。

●現在ヴァーガーは彼の血族の選ばれた構成員(このメンバーだけが月の船をつくることが許されている)によって信仰されています。彼らは皇帝に直接仕えています。叙聖者(Ordinate、帰依者)がムーンボートを創造して導き、他の親族はいつか上位者に認められることを望みつつ、注意深く葦の原を警備し、その世話をしています。皇帝がその費用を惜しんでいないにもかかわらず、教派の人数は限られています。教派の努力によって(帝国の飛行する)船隊は着実に発展しています。

●教派に加入できるのはヴァーガーの血族に限られており、さらに秘密の誓約を立てねばなりません。

●提供される神力は《ムーンボート(Moon Boating)》のみですが、《月の葦の精霊》も与えられます。奥義はもちろん《ムーンボートの覚醒(Awaken Moonboat)》です。
 
ルナーの文化キーワード:ダージーン - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らしのコメント欄、oomizuaoさんのコメントも参考のこと。
 
 
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