ルナー帝国のカルト:アシィレックス

Epikt2008-04-30

●「ダゴン 弱い」で検索してた人がいてびっくりしました。弱くない!

ゴールデンウィークですね。家族サービスにつとめるお父さんたちのために、ルナー帝国の家の中の彼、“善き夫”アシィレックス(Asyrex Him indoors, The Good Husband)の教派をご紹介。

●元々はカルマニア支配下にあった、ある地方のマイナーな精霊伝承の習わしの1つだったようです(地名が全然わからないので曖昧です)。ティーロ・エスターラを奉じたルナー軍が近くを行軍したときに(たぶんカルマニアとの戦争で)、部隊長が彼の信仰するアシィレックスの秘密を彼女に話しました。ティーロ・エスターラはアシィレックスが彼女の転生における、最初の人生の最初の恋人だったことを見通し(こんなのばっかりですね)、土地の人々を彼女の保護下におきました。

●アシィレックスの教えはダールセンのパンフレット筆者、ヴェリグ・ヴィルティ(Veligu Virti)の称賛を勝ち取りました。どうも男に都合の悪い風はダールセンから吹いてくるようです。第3ウェインの初期、ヴェリグがくりかえし書いたものがグレート・シスターの注意を引きました。彼女のよく理解しているものの、茶目っ気の多い「善き男の回勅(Goodman Encyclical)」によってアシィレックスの習わしは帝国中に広まりました。

●それでアシィレックスの教義ですが、簡単な家族の協力と平等、戦うことや飲むこといった伝統的な男の趣味を避けることです。その信念は、男の役割とは家族と共同体を保護することにあり、思いやりとコミュニケーションによって、偏見のない精神でこれを行わなければならないというものです。提供する精霊は《共同体の精霊》と《善き夫の精霊》の2つ。奥義は《幸福な家》です。弱点としては、特にマッチョな男からはいいカモのように見られることがあります。

●“欠点の無い妻”フェルケンナに比べるとどうなんだ、ってくらい地味です。グレート・シスターに言わせれば、男が女に要求すること(特にダラ・ハッパで)をそのままお返ししてみただけかもしれませんが。似たような家庭的な良い夫の精霊伝承はグローランサ中にあるそうです。

ルナー帝国のカルト:フェルケンナ - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし