グローランサの釣りキチ

Epikt2008-10-23

グローランサに釣りキチがいるかという話。釣りキチは地球にかぎらず、天国にも地獄にも、あらゆる次元界、異世界にいるのでグローランサにもいるでしょう。釣りキチの思考としては漁と釣りはちがいます。漁は仕事、釣りは芸術です。網やら銛やらを使うことはないと思います。

●サプリ「Thunder Rebels」のヒョルト人の漁師の説明では、

オーランスが水の部族を馴らしたとき、彼はその重要でないメンバー、魚や蛙、crawdads?、その他の食用の水に住むものを捕らえて食べるという秘密を盗みました。それ以来、ヒョルト人は川で魚を獲ります。多くのヒョルト人は糸釣りを楽しみますが、川の漁師はたいてい網と罠を使います。漁師は蛙や大きな魚を捕らえるために、逆とげのついたヤスや三叉槍(トライデント)を使います。

となっていて、漁師ではない者も娯楽として釣りをします。しかし line fishing と書いてあるので糸釣りのようです(ですよね?)。漁師の持っている装備品を見ても、網や銛はありますが釣竿というのはありません。

●ところが漁師の神ポヴェッリ(Poverri)の最大の功業として語られる、深遠の怪物ドヴェンサロ(Doventharo)との勝負は釣竿と糸を使ったものでした。いったい釣竿はヒョルト人にはなじみのあるものなんでしょうか。ポヴェッリや海の漁の神ペラスコス(Pelaskos)の神力には釣り糸や網を強化するものはありますが、釣り竿についてのものはありません。釣り竿へのあくなきこだわりは釣りキチの特徴だと思うのですが。

●おもしろいと思ったのは、ポヴェッリはルアーを使いません(神力で扱わない)が、ペラスコスはルアーを使います。《誘惑する魚の疑似餌(ルアー)(Enticing Fish Lure)》という神技がある。

●氏族の鍛冶師に釣り針を作ってもらうのに、細々とした注文を出してうんざりされてる釣りキチヒョルト人なんかいかにもいそうですけどね(ペラスコスの民は金属を扱わない)。釣り針には鹿の角がいいと聞いて狩人にしつこく頼んでる釣りキチとか、他の部族の領地の釣り場に侵入して殴られてる釣りキチとか。