オーロックスの丘

Epikt2008-06-02

1622年にルナー帝国軍とオーランス人の反乱軍が「凍土の戦い(Battle of Iceland)」を戦いました。その戦場となったのが、サーター王国とさらに南のヴォルサクシの国の堺にあるオーロックスの丘(Aurochs Hills)です。

●この丘には右の画像のような奇岩群があります。戦闘中に、この上に乗った赤い部分が火の民となってオーランス側を襲うというイベントが発生します。詳しくは mallion さんのところでご確認を。「火の神霊の復活」のところです。
オーランスの死の物語「凍土の戦い」5 - まりおんのらんだむと〜く+

●神々の時代、この地域でオーランスとウロックスが火の民と戦ったとき、ウロックスがオーロックス(大型の野牛、ウロックスの動物とされる。現在は全滅した。「ヒーローウォーズ」では“アウロックス”)の群を解き放ち、牛たちが火の民の周囲を駆け回って地を削り、彼らを柱の上に取り残したという神話があります。これが奇岩の由来で、上部の赤い部分が火の民というわけです。

●で、昨日(6/1)のTBS「THE 世界遺産」のカッパドキアの回で、この奇岩が映ってました。

カッパドキアの地層の構造は上部と下部で地質が異なり、それが風雨に削られた結果こうなるんだとか。特に柱の形状の奇岩には「妖精の煙突」という名前がついてるそうな。カッパドキアといえば迫害を恐れたキリスト教徒が地下都市を築いたことで有名です。掘りやすい場所だったんですね。オーロックスの丘の元ネタがこれかどうか。