ヒョルト人の長館

Epikt2008-04-15

●前にヒョルト人キャンペーンのGMをやってたときは、ヒョルト人がどんな生活をしてるのかほとんど知りませんでした。今でもそんなに知りませんけど。まとめてくださってるサイトではぴろきさんのところがわかりやすいです。本当はフレームの中なんですが、直リンします。ごめんなさい。

http://www12.ocn.ne.jp/~piroki/Glorantha/Orlanthi.html

で、ヒョルト人サプリの「THUNDER REBELS」を読んで、長館(longhouse)について知ったことをメモしておきます。絵がついてれば一目でわかるのになぁ。

・典型的な長館は長さが60フィート(18.3メートル)から100フィート(30.5メートル)、幅は40フィート(12.2メートル)。その半分、あるいは半分以上が厩(牛も馬も)である。これはドラゴン・パスの冬が厳しいため。
・煙突がある館は珍しい。炉の煙は小さい風のダイモーンの「炉の乙女」が処理する(空調完備!)。
・窓は動物の膀胱(半透明)でおおう。ガラスは知られているが、異国風の贅沢品であり、壊れやすすぎる。
・家や戸口にはルーンや動物が彫られる。防護のためのダイモーンを宿したり、敵対的な異界の存在を中に入れないため。
・部屋のすみに眠るための台があるのは、ぴろきさんのところに書いてあるとおり。垂木から幕や小枝を編んだ仕切りが吊るされ、それが個人スペースの仕切りとなる。ヒョルト人のほとんどが経験する個人的空間はこの程度。
・内部は明るい青、赤、黄色そして曇った灰色で飾られる(えらい派手な)。支柱や飾り柱は大地からのうずまきと、風のうずまきがよりあわさるように彫られる。
・マットや壁掛け、吊られた幕に神話の場面などが織られている。
・壁には次のようなものが飾られている。彫刻、獣の皮、先祖の武器、戦の戦利品、吹流し、神聖な槍の穂先、雄牛の角、恐竜の歯、儀式の仮面、革装の風のバック(?)。
・家具はクッション、スツール、テーブルくらいしかない(椅子は?)。
・炉の近くには女性(たぶん主婦)の財産(宝)が置かれる。碾き臼、やかん、織機、青銅の鏡、浴用の湯、(adder?)ポット、牛の標章の編まれた鎖(オーナー権をあらわすのか?)。
・炉は南北の軸の上に設置され、その北の壁には祖霊の社、南の壁にはマホーメイの社が置かれる。
・たいていアリンクス(基本的に家猫サイズのムルニ種だと思われる)が住みついている。ヒョルト人はそれを歓迎する。

●大家族で暮らすのが当たり前らしいです。PCによくある若い冒険者はどうなってるんでしょうね。専業の戦士なら、族長の館に自分のスペースをもらえるそうです。そうでないなら親か親族の実力者の長館に住ませてもらってることになるのかな。武器の近侍とか戦の長になると小さいステッドが与えられます(働いてくれる小作人も)。また、貧乏人や小作農が住む四角い家(Square houses)というのがある様子。

●大家族で暮らしてるとなると、夜這いはどうなる。