クトゥルフ小説

●とにかく現実から離れた奇妙な話を聞かせてくれという欲求があって、グローランサの神話とクトゥルフ作品はそれに応えてくれました。

推理小説の系譜は不思議なほどパクリ(本歌取り?)の歴史らしいのですが、クトゥルフもそれに似てるかもしれません。ダーレスが面白くないのはクトゥルフに限ってはラヴクラフトを踏襲しようとしすぎてるからではないかな。何か新しい要素、奇妙な概念を1つでも加えてくれれば満足できるのですけど。といってまったく新しくなってしまうとそれはそれでクトゥルフかどうかわからなくなるという。さじ加減がむずかしいですね。