ヒョルト人のカルト:ムルニ

●今さら気がついたのですが、アリンクス(Alynx)はリンクス(lynx)なんでしょうか。インキンの下位カルト“ねずみ獲り”ムルニ(Murni the Mouser)について。

●アリンクスの先祖が生まれたとき、一腹の子供たちの中で一番のちびがムルニでした。アーナールダが自分のステッド(農場)を放棄したとき、ヴォーリアはムルニをかくまいました。ムルニは彼の暗い隠れ場所をネズミから解放し、ヴォーリアは彼を膝の上で眠らせたので、二人とも暖くいられました。最初、アーナールダは家に侵入者が現われたと考えましたが、ヴォーリアが母にその小さな生き物を見せると、それはアーナールダの好むものの一つになりました。

●ムルニ種(Murning)はもっとも小さいアリンクスです。彼らはヒョルト人にペットとして飼われ、ネズミや害虫を狩ります。いわゆる飼い猫です。様々な色のものがいますが、独特の頬髯と切り尾のため、他の文化の猫(Cats)とのちがいはあきらかです。

●ムルニのカルトが提供する神力は《げっ歯類を狩る(Hunt Rodents)》です。このカルトの帰依者がインキンの奥義《アリンクスになる》を使うと、ムルニ種のアリンクスになります。小さいアリンクスになるんでしょうか、大きい飼い猫になるんでしょうか。