ヒョルト人のカルト:オーマラヤ

Epikt2009-06-01

●双子の兄弟オデイラが強烈すぎていまひとつ影が薄い“狩人”オーマラヤ(Ormalaya the Hunter)です。オーマラヤは冒険者オーランスの下位カルトです。

●ヴァラノーランスの発見の群の一員として選ばれたのがオーマラヤの神話デビューだそうです。彼はそのときすでに弓矢を手にしており、探検でヴァラノーランスを助けました。またオーマラヤは人々に狩りで食料を得る方法を教え、彼らが自然の中で暮らす手助けをしました。

●オーマラヤはアーロンの略奪(Plundering of Aron、アロン?)に参加した襲撃者の1人ですが、ヘドコーランスが彼よりも多く賞賛を得たときに家に帰りました。その後、雷鳴の兄弟の一員とは考えられていません。

●オーマラヤは Deep Hunter です。オデイラにも使われるこの概念の意味をつかみかねてます。文明圏を離れて自然の中で暮らすことを表しているのだと思ってましたが、オーマラヤはそうではありません。オーマラヤはオデイラとちがい、生活の基盤をトゥーラにおき、狩りのために外に出かけて行きます。彼はトゥーラのすみに狩猟小屋を持っています(雷鳴の兵舎では暮らしていません)。小屋の壁の1つには獲物がトロフィーとして飾られています。その中には5頭の威厳ある獣(Five Majestic Beasts)も含まれています。

●狩猟神としてオデイラ、ヴァラノーランス、オーマラヤがごっちゃになってる感じがします。オーマラヤの妻はインデグ(Indeg)という女神なのですが、オデイラの季節の儀式にも関係します。狩人の妻、という属性なのかもしれません。彼女はひとつかみの干したベリーが入った、さんざしで編んだかごを持ってるそうです。

●オーマラヤが提供する神力は《狩り》です。奥義は《どんな地形でも獲物を追跡する(Track Prey Over Any Terrain)》で、獲物を追っている最中であれば、水の上だろうと垂直の崖だろうと、本来通ることの出来ない場所を移動することができます。漫画みたいな風景になりますね。