羽生生純

竹熊健太郎のブログ「たけくまメモ」で、昔ファミ通に連載されていた「ファミ通のアレ(仮題)」の京都編が公開されています。
京都は燃えているか?・前編: たけくまメモ

ファミ通のアレ(仮題)は原作が竹熊健太郎、作画が羽生生純でした。この漫画が好きだった俺は(オチはひどかったけど)、羽生生純はギャグ漫画家だと思い込み、数年たってから「ワガランナァー」を本屋で買って「ワガラン!」と叫んだものです。「恋の門」あたりで気がついたのですが、逆にファミ通のアレ(仮題)が作品として浮いてるんですね。

●けっこう前から羽生生純の公式サイトもあったのですが、そこでは本人による鬱々とした文章が更新されていて、どういう人かわからなくなりました。今はブログ形式に移行していて、内容も普通になってます。普通というか、大人。

●現在、マンガナビというサイトで質問コーナーをやっとられます。基本的に漫画家を志望する人の質問に答えてるみたいです。ふざけを入れつつもけっこうクレバーな感じ。
漫画家 羽生生 純が読者の質問に「絵答え」で回答-深いです|マンガナビ

竹熊健太郎がブログに書いていた、
“普通のマンガ的ではないキャラクターと色遣いで、いったい何に影響されたらこんな絵になるのか、しばらく不思議だったんですが、この連載中に羽生生君のアパートに行ってみたら、部屋の本棚にはマンガが一冊もなく、ただエゴン・シーレの画集だけが置いてあったのが印象的でした”
このエピソードはドスがきいてて面白いと思います。