ヒョルト人のカルト:ユーフロル

Epikt2009-03-21

●ヘラーを時系列順に追っていきますと、下位カルト“黄金の雄羊”ユーフロル(Yuhurol the Golden Ram)です。これはオーランスの仲間になったヘラー、いわゆるきれいなヘラーです。

●ユーフロルはヘラーと大地の女神エスローラの息子です。オーランスがドラゴンのアロカからヘラーを救い出したとき、彼は生き返ったことを喜び、エスローラの元へ黄金の雄羊としてやって来ました。ヘラーの雨はユーフロルとして大地に降りました。ヘラーの魔法の雨は光のように大地へ降り注いで、植物や人間、動物を癒します。大暗黒が来ると邪悪な神々がユーフロルを捕らえましたが、彼を破壊することはできませんでした。光持ち帰りし者たちの探索行でオーランスが彼を解放し、ユーフロルは曙に世界へ戻りました。

●喜びのあまり走って行ってエスローラを押し倒したわけで、やってることがウロスのままじゃねえかと思うのですが、大地の女神もイケメンや力のある男神ならウェルカムなので問題ありません。

●専門でもないのに癒しの力を持ってる神は珍しいです。理屈を考えれば豊穣の力は生命の力でもあるわけで、そういう関係だからと言えなくもありません。女戦士の女神ヴィンガの癒しの力も由来が謎ですけど。カルトは治療の技術は教えませんが、治療薬の作り方と毒への対処を教えます。重んじられる徳目は慈悲深いことです。

●カルトが提供する神力は《癒しの雨》です。表現が微妙な感じで、ルール的にどのくらいの治療ができるのかよくわかりません。奥義《病気を浄化する儀式(Cleanse Ill Health ritual)》は魔法の癒しの雨を呼び、それに触れるもの(人間、動物、植物いずれも)を癒します。具体的には、治癒の神力を使うときに複数を対象にする場合のペナルティをこうむりません。