ヒョルト人のカルト:リグスダルその2

Epikt2009-02-11

● zeb さんがリグスダルについて書かれました。
リグスダルとカリル - illuminate33の日記
嵐の神殿が星の領域に関わる部分としてリグスダルは重要なようです。彼の持ち場は極星の門(Pole Star Gate)で、ここは星座であるオーランスの輪が上空(Upper Sky)に入る場所とされています。

●リグスダルの異界はリグスダルの見張りの塔(Rigsdal's Guard Tower)で、ここから嵐の領域全体を見わたすことができます。信者はその高台から嵐の部族の時代、ヴィングコットの子らの時代、混沌の時代、銀の時代を見下ろすことができる、と書いてあります。神々の異界は、普通は他の時代に入る(移動する)ことができるものなんですが、リグスダルの異界では見られるだけなんでしょうか。

●リグスダルが提供する神力は《戦闘》《不寝番(Night Watchman)》《警戒(Vigilance)》の3つです。戦闘能力もありますが、見張り番としての力が軸になっています。下位カルトとして信仰されるときは《警戒》の神力だけを提供します。

●奥義は《眠らない(Never Sleep)》で、持ち場についているかぎりどれだけ長い間でも起きていられます。その後は1日(朝から夜まで)眠るだけで、元気を取り戻して次の夜番に立つことができます。

●リグスダルを下位カルトとするのはすべての父オーランス、太陽の神エルマル、死の神フマクトです。ヴィンガなんかもできそうですけど。要するに一番の戦士が不在のときにトゥーラ(集落)を警備するのがリグスダルです。リグスダルがエルマルに仕えるときは、エルマル自身がオーランスの近侍なので「近侍の近侍(thane's thane)」と呼ばれ、フマクトに仕えるときは彼がフマクトの代わりに見張るので「フマクトの目(Humakt's Eye)」と呼ばれます。

●ヒョルト人は特別な夜の警戒が必要なとき、リグスダルに雄羊を供犠します。彼が最も長い見張りを勤める冬至(闇の季、幻影の週、火の日)がリグスダルの聖祝日です。