ランカー・マイの下位カルト

Epikt2009-01-29

●冗談めかして書きましたが、ランカー・マイの下位カルトだけでバンド(パーティ)を組んでもわりとバリエーションはとれます。ランカー・マイのカルトには性別の制限はありませんが、信者はヒゲをたくわえなければいけません。女性やヒゲの薄い者は付けヒゲをします。

●ランカー・マイは《知識》《読み書き》の2つの神力を提供し、残り1つは下位カルトによります。

●ランカー・マイの下位カルト。

  • “探索者”チェルナン(Chernan the Seeker)
    • 神力:《探索》 奥義:《歴史を見る儀式》
    • チェルナン(チェーナン?)はヴィングコットの子らの時代のランカー・マイの信者でした。彼は危険にもかかわらず神の足跡を追い、多くの発見をしました。野の賢者と呼ばれるランカー・マイ信者の多くがこのカルトを信仰します。奥義は物品や場所の来歴を見ることができるものです(「ジョジョの奇妙な冒険」第5部のアバッキオのスタンド、ムーディー・ブルースを連想しましたが、こっちは人物は対象外のようです)。
  • “灰色のもの”(The Gray Ones)
    • 神力:《写本》 奥義:《道を見つける儀式》
    • 「時」が始まる以前、混沌を避け、安全な道を見つけた集団です。彼らは知識を保存するための技術も教えます。名前はカルトの神霊(ダイモーン)“灰色のもの”に由来し、信者は「灰色の賢者」と呼ばれます。奥義で“灰色のもの”を召喚して、安全な道を教えてもらうことができます。
  • “剣の賢者”ヘヴドゥラン(Hevduran the Sword Sage)
    • 神力:《戦闘》 奥義:《知識を守る》
    • ヘヴドゥランはヴィングコットの子らの時代のランカー・マイの信者です。彼は知識を守るために武器を取って立ち上がりました。ヘヴドゥランは戦いの技術を記した最初の本も書きました。ルナー帝国の支配を受ける現在、サーター地方やパヴィスにおいてカルトは人気を集めています。《知識を守る》は何らかの知識が危険にさらされているときにすべての能力が上がるという、ぶち切れ奥義です。
  • 物知りのランカー(Lhankor Knowing)
    • 神力:《法》 奥義:《真実を明かす》
    • 嵐の部族の法の近侍としてのランカー・マイです。せっかくの知識を何に使っとるんじゃ、と神知者をあきれさせたやつですね。持ち場がもっぱら法廷なので、冒険向きではないかもしれません。奥義は文字通り、うむを言わせず真実を明らかにしてしまいます(対決に勝つことができれば)。
  • “錬金術師”トーヴァルド(Torvald the Alchemist)
    • 神力:なし 奥義:《術具を創造する》
    • 神教なのに巻物(Scroll)を使って魔道を行なう変わったカルト。これも学術派で錬金術特化なのでアウトドアは向かないかもしれません。ランカー・マイの2つの神力は使えますが(ペナルティが適用される)、下位カルトは神力を提供しません。