究極の情報図書館

Epikt2009-01-28

●“錬金術師”トーヴァルドについて mallion さんからブックマークコメントをいただきました。「メルデクベイン(魔道士殺し)の下位カルトに追いかけられたりしないんだろうか。」ということですが、どうでしょうね。たしかに神知者/魔道側のトーヴァルドとアンチ神知者/アンチ機械帝国のメルデックの禍は不倶戴天のように思えます。しかしどっちのカルトも規模が小さく、信者は少ないんじゃないでしょうか。それにトーヴァルドの地味さもどうでしょう。抹殺リストをつくると優先順位が下になるような気がします。

[追記]
と書きましたが、トーヴァルドのカルトが神知者に対してどうふるまったかは書かれてません。帝国の時代にはカルトは人気だったそうなので、体制側だったんじゃないかと思うのですが。

●トーヴァルドのカルトは「究極の情報図書館(Final Information Library)」に移されたものの1つです。究極の情報図書館とはランカー・マイの最大の寺院とされており、設立したのは聖王国のファラオです。ファラオはライバル関係にあった複数の図書館(ランカー・マイの寺院)をまとめて1つの巨大な図書館をつくりました。その中にトーヴァルドのカルト、あるいはその原形があったということですね。建設地は光持ち帰りし者たちの探索行から帰ったランカー・マイが花嫁と休んだ場所だそうです。この寺院にはドラゴン・パス南部の各地からランカー・マイの信者が集まりました。

●ファラオという人も何でもありですね。一説には時を跳躍して過去の機械都市からやってきた神知者だそうですが。そうするとランカー・マイ信仰を許して、魔道を認めたのもわかるか。やっぱりメルデックの禍とは因縁ありますね。しかしファラオは1616年にルナー帝国のジャ・イールに抹殺されたはずで、今は誰が寺院のスポンサーをやってるんでしょうね。