ヒョルト人のカルト:ランカー・マイ

Epikt2009-01-23

● zeb さんのところにおもしろい文章があがってます。
ヘンドレイキの地への旅1 - illuminate33の日記
第2期のヘンドレイキ地方について神知者のスパイが報告する形で書かれてます。いろいろ興味深いんですが、比較的われわれに近い考え方をする神知者から見た蛮族オーランス人が面白い。突っ込みまくりです。

●その中で嵐の神殿の知識の神ランカー・マイの信者たちについて書かれたらしい部分があります。知識を重んじるランカー・マイ信者は、神知者としても他の蛮族に比べればまだ親近感を持てるようなのですが、

彼らの教養にもかかわらず、この知識でなんら有用なことはおこないません。家畜や穀物に対する口論を収めようとするヘンドレイキ人の判事たちに助言することで、せっかくの学問を浪費しているのです。

共感はできないようです(笑)

●たしかにランカー・マイ信者はたくわえた知識で生活を改善しようとか、向上しようとか、改革しようとは考えませんね。不思議と言えば不思議です。ランカー・マイの性質にそういう傾向があるらしい。

グローランサ関連の wikipedia にランカー・マイについて書かれたものがあります。
ランカー・マイ - Wikipedia
これによればランカー・マイは元はイェルムの太陽神殿に属していたのですが、オーランスの嵐の神殿にやってきたそうです。エルマルやグストブランと同じコースですね。この神話は初めて聞きました。サプリ「Storm Tribe」にはランカー・マイの出自についての別の神話が載っています。

●ランカー・マイは古い神です。グローランサの宮廷の真実の女神オレノアが「法の山」モスタルの上に立ったときに彼は生まれました。別の説では“法の神”エイコースが彼の父ですが、あるいは山そのものが彼の父だとも言われます。長い間、ランカー・マイは法の山の上で暮らし、知識と力の歌を歌いました。彼は神々を統べる宇宙の法を認識し、話すことができました。さらにそれまでに見たり学んだりしたことをすべて覚えていました。しかしオーランスが彼に物をたずねるまでは、誰からも何かを話すように頼まれることはありませんでした(オーランスはドラゴンのシュ’ハカルジールを殺すことのできる武器がどこで見つかるかを知りたがっていた)。

●聞かれるまでは黙ってるのがランカー・マイスタイル。この時にオーランスの仲間になったんでしょう、たぶん。