ルナーの道への改宗希望者

●例えば、ダラ・ハッパ文化圏の若い仕立て屋がルナーの道に入信したいと思ったらどうなるんでしょうか。資料に書いてあるわけではないので、俺の想像ですが。

●そういう労働者層はロウドリルの信者かと思われます。ダラ・ハッパ特有の連盟(League)の下の方に属しているでしょう。問題は彼が時間がかかるにせよ独立できるのかどうかです。頑張れば職人頭くらいにはなれるかもしれませんが、ダラ・ハッパの流儀では所属している共同体から外に出ることは無いように思えます。

●ロウドリルの平信者だとすれば、日常の10%は太陽の神殿の信仰に費やされます。彼がルナーの道の教えに感化されて入信を希望したとして、その上に10%のルナーの道のための時間をもらえるか疑問です。改宗するにしても、彼がルナーの道の儀式に参加するために休みをとる可能性が増えます。ルナーの道はロウドリルほど仕立て屋の仕事と一致していないでしょうし。仕立て屋の神(Immortal)が現れれば別ですが。

●この辺は上の立場の人間の信仰や思想によりますね。表向きはルナーへの改宗は推奨されているでしょうが、そのために労働時間が減ることが歓迎されるとは思えません。上役がルナー信者だったり理解があったりするなら、彼(彼女)が改宗の面倒を見るでしょう。認めない頑固な太陽崇拝者だった場合、独立して自分の時間を確保できるまで我慢するか、逃げてルナー教会に面倒を見てもらうかです。この場合はそれまでの縁故を捨てるしかありません。