ルナー帝国のカルト:ヴェリスルーザその2

Epikt2008-11-22

●ヴェリスルーザの信者がどんな人間なのか気になります。ヴェリスルーザは月の周期の女神なので、教派はルナー帝国の政治機構である光輝の1つ、大いなる月の光輝(Great Moon Radiance)に所属しています。セデーニヤの宗教儀式には必要でしょうし、ある程度権力を与えられた司祭がいると思います。では一般的な信者は何をしてるんでしょうか。

●教派が教える一般技能は、ルナーの道などを除けば〈自分の面倒をみる(Take Care of Self)〉だけです。なので若い人たちの教派かな、という気もします。教派の重んじる徳目は勇敢であること、好奇心が強いこと、純真であることです。加入条件は昨日書いたとおり。

●ヴェリスルーザの提供する神力と神技は次のようなものです。

  • 《無邪気*》
    • 《魅了するくすくす笑い》《喜び》《隠れる*》《捜す》
  • 《月》
    • 《異界の存在を切る》《魔法に対する防護*》《開いた道に気づく*》《異界から月へ帰還する》
  • 《探求》
    • 《引きつける》《勇気》《異界で道を見つける[D+20]》《新しいものに驚く》《他者の気を引く》

《月》は月の周期の女神たちに共通する神力ですが、ヴェリスルーザは神技《銀の呪鍛の儀式》は持ってません。

●考えてみたのですが、密偵向きじゃないでしょうか。ヴェリスルーザ信者の女性が裕福な観光客やルナーの女祭の侍女としてやって来ても疑うのは難しいと思います。本人も特に難しいことをするわけではないのに、好奇心と直感で発見にいたってしまうタイプですね。推理力も分析力も無いし、潜入や変装の能力もありませんが、捕まえるのも難しい。

●信者自身に高度な判断能力はないので、集めてきた情報から判断をくだすのは別の人の役割でしょう。無垢な心を維持させなければならないので、暗殺なんかの暗い仕事を与えることはできません。ヴェリスルーザの密偵だけに頼るのは無理ですが、何人か密偵を手配するなら1人混ぜておくとよさそう。明るいスパイでいかがでしょうか。