ヒョルト人のカルト:プランジャーラ

Epikt2008-09-17

●ドラゴン・パスの“病の母”女神マリアと戦うのは誰かというと、癒しの女神チャラーナ・アローイの下位カルト、プランジャーラ(Pranjala)です。もちろん病と戦うすべての存在がマリアの敵なんですが。チャラーナ・アローイはひょっとしてグローランサ全体でも異色の存在ではないかという気がしてるのですが、とりあえずプランジャーラを。

●プランジャーラは癒しの力の中でも病気と戦う力に特化しています。その出自は変わっていて、実は女神マリアが邪悪に堕ちたときに抜け出た、彼女の善良な部分がプランジャーラです。マリアは百の病を彼女に送りましたが、プランジャーラはそのすべてに直面して打ち勝ちました。しかしプランジャーラもマリアを癒すことはできませんでした。そうすれば彼女を破壊することになり、プランジャーラの本質は癒すことで、傷つけることではなかったからです。そうする代わりに、プランジャーラはチャラーナ・アローイのもとへ逃れました。

●プランジャーラの帰依者は女神のおこないを追体験します。彼らは異界に行き、プランジャーラの病床(Pranjala's Sickbed)に横たわって、病に冒されることで病と戦う術を学びます。プランジャーラがマリアの双子とされるのは、プランジャーラがマリアの次に病に近い場所にいるという意味もあるんでしょうか。

●チャラーナ・アローイの下位カルトなので、チャラーナの2つの神力《恐怖を静める》《傷を癒す》に加えて、プランジャーラの《病を癒す》が提供されます。当然、チャラーナのカルトの掟である非暴力主義を遵守します。