特定の神の復讐の代行者その2

Epikt2008-09-15

●嵐の神殿では自分のための復讐の代行者(Agent of Reprisal)を持つ神はほとんどいません。だいたいは神殿で共用の代行者を使うか、その神に特有の特殊な呪いを個人に送ります。トリックスターのユールマルだけはその種のことをおこないません。違背に対する報復、という仕組みも彼のせいでまともに働かないんでしょうか。


●太陽の戦神エルマルの復讐の代行者。エルマルは嵐の神殿での忠誠や義務の担当で、不忠や怠慢に対して懲罰を行なうことがあります。

■ヨスカチ(Yoskati(Warmth Stealer))
ひとかたまりの藁か馬の毛からできたダイモーンです。うぬぼれや自分勝手、野心などにより義務を放棄してエルマルの信用を裏切った信者に対して送られます。
ぬくもり泥棒の名のとおり、標的(違反者)にとりついてその内なる火を弱めます。ヨスカチにとりつかれると、衣服を着たり火にあたって暖を取っても温まりません。違反者がヨスカチに気づいて払い落としてもまた戻ってきてとりつきます。次の季節のエルマルの聖日までにちゃんと義務を再開していなければ、さらに次の季節までとりついたままでいるようです。

■リフラーティング(Reflarting (Blinder))
エルマルの名において立てられた誓い、また防衛や忠誠についての誓いを破った信者に送られます。
太陽光線に似たダイモーンで、標的の目に照射します。そのため違反者は視界を必要とする行為にペナルティをこうむります。サッカーの国際試合で問題になってましたね。


●知識の神ランカー・マイの復讐の代行者。

■ジョルセダーリング(Jolsedaring (Brain Flayer))
ジョルセダーリングはランカー・マイが光持ち帰りし者たちの探索行の途中で手に入れたダイモーン(地界に属するので正確にはデーモン)という変わり種です。他の信者に嘘をついたり、記録を改ざんしたりしてカルトの命令に違反した信者に送られ、その知性と知識を破壊します。ランカー・マイの棄教者にも送られるようです。
ジョルセダーリングは標的にこっそりと憑依し、とりついた相手の知識を食い尽くします。違反者の精神能力値は徐々に低下していき、すべての精神能力を食われてしまうと違反者は死に、新たなジョルセダーリングへと変化します。まだ精神能力が残っているうちに悔い改め、ランカー・マイに賠償を行なうなら、ジョルセダーリングは離れて能力の低下は止まります。しかし失われた能力値は回復はしません(ヒーローポイントで成長させることはできる)。

●あれ、ランカー・マイのカルト外の人間には嘘をついてもいいってことなんでしょうか。


[追記]
外部リンク
復讐の御使い - まりおんのらんだむと〜く+