特定の神の復讐の代行者

Epikt2008-09-14

●よく考えたら、復讐の代行者に殺された信者は確実に嵐の神殿の地獄行きですね。

●紹介した6体の復讐の代行者は嵐の神殿の共有でしたが、神々の中には自分の信者を罰するための、特別なダイモーンを持っているものがいます。大地の女神アーナールダに1体、嵐の神殿の主神オーランスに2体、太陽の神エルマルに2体、知識の神ランカー・マイに1体のぜんぶで6体です。それをご紹介します。


●アーナールダの復讐の代行者。

■ドリマン(Driman (Heavy))
ドリマンは違反を犯したアーナールダの信者に対して送られます。例えば、家族や共同体のメンバーを傷つける母なるアーナールダの信者、家族や共同体に不正な行いをするように命じる女王アーナールダの信者、適切な儀式を行わずに動物や穀物を殺すエスローラの信者などです。
ドリマンは女性指導者のトルク(首輪)やローブ、エスローラの信者のバスケット(かご)といった、標的(違反者)が日常身につける品物に宿ります。ドリマンが宿った品物は重くなります。この重さは品物を使おうとするたびに抵抗し、判定に失敗すれば地面に落としてしまいます(品物によっては壊れます)。


オーランスの復讐の代行者。

■マンモラニング(Manmolaning (Breath Stealer))
マンモランニングはオーランスの6つの徳を維持できなかった信者に対して送られます。彼らは小さいつむじ風としてあらわれ、標的を巻き込みます。巻き込まれた者はマンモランニングの生来の魔術能力《息を盗む:10M》によって攻撃され、呼吸困難におちいります。
ルール上は感情精霊と同じように処理され、肉体的な行動や集中力が必要な行動に−2のペナルティを与えます。

■オホーラコーリング(Ohorakoring (Storm Fury))
オホーラコーリングはコウモリの翼をはやした見るも恐ろしいダイモーンです。バナムブローリングもコウモリの翼をはやしていたのでこれはオーランスのダークサイド的な特徴なんでしょうか。
オホーラコーリングは権力を乱用するオーランス信者の指導者に対して送られます。またオーランス・レックスを奉じる王に忠誠を誓いながら、それを破った司祭や神巫も追跡します。
生来の魔術能力《黒い息:5M》によって攻撃し、攻撃が成功すると標的の魔術能力に−1のペナルティを与えます。この効果はオホーラコーリングの攻撃が成功するたびに累積します。違反者が悔い改めて、オーランスに賠償を済ませるまでこのペナルティは残ります。


●残りはまた次回。