嵐の神殿の復讐の代行者その2

Epikt2008-09-13

●昨日に続いて、嵐の神殿から違反者に送り込まれる「復讐の代行者(Agent of Reprisal)」、残りの3体について。


エスナン(Esnan (Earth Thief, Gulper))
ベルナンと同じく大地に属する神霊(ダイモーン)です。自然な土の中をすりぬけて移動し、大地に直接触れるように置かれた物を持ち去ります。聖地から物を持ち出した泥棒に対して送られ、盗まれた物を取り返すと同時に、泥棒自身の持ち物を盗みます。
標的(違反者)が十分に素早ければエスナンに気づいて対抗判定を行なえますが、そうでなければエスナンは盗んだ物を地下の宝の女神アズリーリアの宝物庫に運び込んでしまいます。こうなると神界にヒーロークエストを行なって、アズリーリアに直訴するしか取り戻す方法はありません。


■へドコーリング(Hedkoring (Flint Slinger))
へドコーリングは長い足を持つダイモーンで、150フィート(約46メートル)も跳躍することができます。長い足以外の情報がないので、そもそもどれくらいの大きさなのかはわかりません。特に光持ち帰りし者たち(オーランスを中心とした7柱の神)の信者と棄教者に対して送られ、その罪の重さ、信者の入信の度合いによって何体もやって来ます。
へドコーリングは標的が戦闘している最中に出現し、魔法の石を投げつけて攻撃します。投石自体は世俗能力ですが、生来の魔術能力として《オーランス信者による攻撃を無視する:5M2(45)》を持っており、信者側からの攻撃はほぼ効かないでしょう。
へドコーリングの石は標的を傷つける代わりに、その魔術能力(嵐の神殿に由来する)を奪います。魔術能力を完全に失う前に違反者が悔い改めて詫びを入れたとしても、失われた魔術能力は回復しません(後でヒーローポイントを消費して再び成長させることはできます)。


■バナムブローリング(Banumbroling (Wind Fist))
バナムブローリングは重大な違反を犯した信者に送られます。コウモリの翼のはえた醜いダイモーンで、ちっぽけな青銅のこぶしを持っています。違反者の罪とその入信の度合いによって、最大6体まで出現します。
へドコーリング同様、標的が戦闘している最中にあらわれて取り囲み、こぶしで攻撃します。バナムブローリングは違反者が死ぬまで、あるいはアクションポイント(AP)が−40になるまで攻撃し続けます。その攻撃は生来の魔術能力《連打する:5M(25)》によるので、抵抗することも難しいでしょう。