ラーンステイの魔術

Epikt2008-07-20

●ラーンステイ関連でたくさん情報をもらってしまいました。17日のコメント欄参照。

●無味無臭だったラーンステイも実は「走り出したら止まらないぜ 土曜の夜の天使さ♪」だったことが明らかに。しょせんはオーランス一家の大伯父貴でした。銀蝿系。するとドラゴンと話すために足を止めたのはちょっとした事件だった、ということですね。

●この止まらない性質はマスターコスに引き継がれていて、マスターコスの信者はヒョルト人の王や族長の御者をつとめていないかぎり、一ヵ所にとどまっていると鬱々としてくる性質を持っています。たしかマスターコスとされる天体も止まることなく移動していた筈です。

●それでラーンステイの魔術はどうなんでしょうか。神教の魔術は神の行いを再現するのが基本ですから、ラーンステイの神話での彼の行いを模倣することができます。しかしちょっと具体性に欠けますね。山を生やすなんてのは、人間世界に収まる規模ではありません。走りながら飯を食うとか、魔物を踏みつけるなんてのはできそうですが、移動/変化の力と関係あるでしょうか。

●そういうわけで、サーターが使って見せた変化の力が本当にラーンステイに由来するのか疑わしい。教団にだけ伝わる隠された神話があるんでしょうか。ひょっとしたら神教ではないのかもしれません。魔道だったりして。そうなるといろいろまずいと思われますが。

●なお「ヒーローウォーズ」では対象を変身させる魔術には大きい抵抗がかかります。これはグローランサ世界の構造などとは別で、ゲームを破綻させかねないという判断によるようです。オールマイティかつ強すぎるってことでしょうね。いっそ禁止にすればよさそうですが、そうしないのがさすがヒーローウォーズ