指輪物語とTRPG

TRPG族は諸部族から成り立っており、俺は活字部族に属してます。一応、古典ファンタジー氏族ですが、それほど読んでいるとはいえません。この氏族の神話では「指輪物語」を読んだ人々が、中つ国に移動するためにTRPGを開発したことになってます。もちろん他の氏族が何を信じてようと勝手です。

●それで実際のところを調べてみると、かのガイキャックスがD&Dを創造したのが1974年だそうです(指輪物語の初版は1954年)。直接の親はボードゲームのウォーゲームですが、背景世界が指輪物語の影響を受けているのだとか。いわゆる中世ヨーロッパ風ファンタジーですね。

●さらに1981年、アメリカでコンピューターゲームウィザードリィ」が誕生しました。これは指輪物語の影響を受けたD&Dの影響を受けた、ことになってます。ただ他の要素(モンティパイソンなどのジョークも)がふんだんに盛り込まれました。

●で、肝心の「指輪物語RPG」は1983年と遅かったようです。 MERP(Middle Earth Role Playing)の略記の方が親しまれているでしょうか。このゲームによってTRPG族は中つ国を訪れることができるようになりました。ところが、私も風聞でしか知りませんが、中つ国は弱肉強食の暗黒世界であり、本編の旅の仲間たちはみんなかなり強いキャラだったことが明らかになりました。普通のキャラでは死ぬそうです。悪名高いクリティカル表の噂も聞きました。
http://www.h3.dion.ne.jp/~jtpage/exclaim2/rpg/used/merp.htm
もちろんTRPG族は満足して笑顔で死んでいったでしょうが(笑)