デザイナー

Epikt2008-06-20

ヒーローウォーズではヒーロークエストの儀式を行うとき、様々な“要素”を用意します。ルールブックに載っている例では、
・召使ひとり、ヘラーと呼ばれる
・犬皮の紐がついたすね当て一組
・赤と緑に染めた皮製の胴当て一着
など。

●これはオーランスが行ったことを再現するための見立てで、有利な修正がつくものとつかないものがあります。口伝などに従って行われるため、どれが実際に効果を発揮しているのかわからなくなっているのだと思います。上の例だと召使だけが+1の修正を与えます。

●で、儀式に使われる装束というのがありますね。地球でも神社の宮司さんが決まった装束を着ているように、“正しい”と思われている装束です。これってどこで判断するんですかね。例えばオーランスが白い服を着ていたなら、白い服を再現すれば効果があるんでしょうか。半分だけ白とか灰色だったら? 誰がどのように判断しているのか気になります。チェック機構はどこに?

●それはそれとして、ルナー帝国ではヒーロークエストの儀式を新しく創造してますよね。そのとき決定される式次第の中に衣装のデザインも含まれるんでしょうか。ルナー帝国ほど文明化していれば、服飾の専門家もいるでしょうね。仕立て屋になれるTRPGは「混沌の渦」しか知りませんが。

●彼ら(彼女ら)は儀式や神話の内容に精通しているんでしょうか。それとも赤の皇帝や司祭から指示されたとおりのものを作っているだけなんでしょうか。まあルナーならそのうち服飾の神が誕生するのかもしれませんが。