未来のファッション

●透明パイプの中をエアカーが走り、みんな銀色の全身タイツを着ているのが未来の姿だった時代もあります。理屈がないわけではなく、未来の人間は自分の出身文化を超越し、また科学の力が完璧に体温調整してくれる素材を生めばそうなるだろうということです。宇宙人のグレイも全身タイツじゃありませんか。なので神知者が全身タイツでも不思議ではありません。

●映画の方ですが、10年ほど前の映画(俺はネタが古いな)「フィフス・エレメント」の衣装が豪華でした。デザイナーのジャン=ポール・ゴルチエを使ってるんですね。その衣装が大量に見られるのが、宇宙船(ステーション?)フロストン・パラダイスで行われるオペラの演奏会場です。ブルース・ウィリス演じる元軍人のコーベン・ダラスは抽選で当たったことにして、この会場に乗り込みます。その案内人がスター(アイドル?)らしいルービー・ロッド(クリス・タッカー)。会場の様子が見られるのは2:54から。
 

 
●今の地球の延長で、スターウォーズほどムチャクチャなことにはなってません。みんなフォーマルだし。どちらかというとアカデミー賞なんかのVIP、セレブ、スター、人気スポーツ選手などが集まって盛り上がるお祭りを茶化してるように見えます。スター同士がいかにも仲良さそうに声をかけあったり、アホっぽいスポーツ選手が露出度の高い女の子たちに囲まれてたり。